最尤法とは

最尤法とは
X:n×p データ行列
S:標本相関行列 または,標本分散共分散行列
生データ の近似
X  F 'UD
分散共分散行列の近似
2
S   ' D
簡便法
最近の推定方法
セン ト ロ イ ド 法
最尤法
主成分分析
最小2 乗法
主因子法
一般化最小2 乗法
反復主因子法
共通性を 簡便推定し て
近似
S  '
を 解く .
以下の最小化問題を 解く
min F ( S ,  ' )
例えば
ML : F ( S ,  )  log| | log| S | tr[  1S ]  p
1
L S : F ( S ,  )  tr ( S   ) 2
2


因子分析(FA) vs 主成分分析(PCA)
PCA
FA
記述的(座標軸の変換)
推測統計的,モデルベイスト
モデルの吟味
分析はいつも受容される
モデルが棄却されることがある
適合度
適合度の検証をしない
適合度は重要
誤差の扱い
誤差因子間に相関が生じている. 独立
誤差項によっても観測変数間の
相関を説明していることになる.
何を説明するか
分散・共分散を説明
共分散(相関)を説明
変数の選択に対して
簡単な関係はない
不変
尺度変換に対して
簡単な関係はない
等変
共通性を用いないから因子負荷
がやや大きく推定される
データの次元縮約に向く
項目の分類に向く?
モデルの比較と適合度
• モデルの適合度:
モデルとデータの
距離を測る
–
–
–
–
カイ2乗値(P-値)
GFI
CFI
RMSEA
• モデルの比較
母数の数を考慮の上
適合度を測る.(モデ
ルがデータに適合し
ていることが必要要
件)
– AIC,CAIC
– AGFI