鎌倉時代の宗教と文化 - 大阪府教育センター

室町時代の文化
支配者の文化~庶民の文化へ
これまでの文化は・・・?
 奈良・平安の文化
→貴族の文化
 鎌倉の文化
→武士の文化
 宗教とのかかわり
→鎌倉仏教は簡単で、
わかりやすい。
→広く民衆に広がる。
 中国との関わりは?
室町時代前半(北山文化)

いつごろ・・・15世紀(=
3代将軍
1.(
)年代前半
)
のころ

どんな・・・公家(貴族)と武家(武士)の文化が融合

建 築 ・・・
)寺(
2.(
ろくおん
)
室町時代の文化(東山文化)
 15c後半-8代将軍
(1. 人物名
)の頃栄える。
静かで趣(おもむき)のある文化
(2. 別荘名
)
 建 築 - 慈照寺(じしょうじ)
→東求堂同仁斎= (3.
)造
龍安寺石庭 =枯山水の庭
( よみかた )
)(5.
)
 生 活 - (4.
-のちの茶道・華道のもととなる
画)
 美 術 - (6.
-墨の濃淡だけで風景などを表現
が大成
(7. 人 物 )
室町文化の広がり
 芸 能 - (1.
(2.
文 学 -
(3.
(4.
)=
田楽や猿楽から発展。
(
)(
)親子が大成
) =能のあいまに演じられた喜劇。
絵入りの物語 例.「浦島太郎」など
)草子
)
-和歌の上の句・下の句を別々の人が詠む
 教 育-一般の武士や有力者は、寺で教育を受けさせる。
例.
(6.
学校)
(栃木県)
室町(東山)文化の特徴
 いつごろ・・・・(1.数字 )世紀(=2..
年代)半ば~後半
8代将軍(3.
)のころ
 どんな・・・・(4.
)文化と(5.
)文化が融合。
・幕府が保護した(6. 宗教 )宗の影響が強く、
静かで趣き(おもむき)がある。
・武士だけでなく(7.階層 )にも文化が広がる。
・京都の文化が全国の(8.
)町
にも広がる。
ひとまず、終了。
3代 義満によって、南北朝時代は終わり、室町幕府
による武家政権が確立されました。
社会の安定とともに、産業が発達。庶民の生活も豊か
になり、それが庶民への文化の広がりをもたらした。
また、8代将軍義政の後継者争いに端を発した応仁
の乱以降、守護大名の勢力争いが激しくなり戦乱の
時代となっていきました。
その結果、戦乱から逃れた公家や僧が各地の大名
に頼ったため、京都の文化が日本各地の城下町にも
広がることにつながりました。
鹿苑寺 金閣
 3台将軍 足利 義満の別荘として京都の北山に建築。
2層目と3層目に金箔が張りめぐらされた豪華な造り。
この建築に代表される室町前期の華やかな文化を北山文化という。
3代将軍
足利義満
 初代 足利尊氏によってひられた
幕府の3代将軍。
 鎌倉幕府滅亡後、後醍醐天皇によ
る建武の新政が行われたが2年で
くずれる。
 その後、後醍醐天皇は吉野へ逃れ
南朝で政治を行う。そのため、室町
時代の前半は京都の北朝とともに
南北朝時代と呼ばれる。
 義満のころ、ようやく南北朝が合一
し、京都の室町に御所を築き室町
幕府とよばれるようになった。
慈照寺 銀閣
金閣と見比べてみよう!
東求堂
を見る
 8代将軍 足利 義政の東山山荘をその意志に従って寺とした。
 禅宗の影響を受けて、上層は唐様のつくりで、下層は書院造。
 さらに慈照寺の敷地には、書院造の東求道同仁斎がある。
とう
ぐ
どう
どう
じん さい
東求堂 同仁斎
東求堂
内部へ
 銀閣とともに東求堂は、当時最高の技術を駆使して作られた。
 初期書院造の典型的建築。
 簡素なつくりは、のちの日本建築の基礎となった。
東求堂内部 書院造
写真をクリックすると
動き出します(20秒)
 現在の和室の原点ともいわれる。書院造内部の様子。
畳(たたみ)・襖(ふすま)・障子(しょうじ)床の間(とこのま)などがあり、
違い棚や付け書院がある。 付け書院では、硯(すずり)や筆を用いて
文が書かれたことでしょう。
龍安寺 石庭
 枯山水(かれさんすい)の庭
(写真をクリックすると動きます。約25秒)
石や立ち木をうまく配置し、水の流れや自然の様子を表現している。
これらの庭園の作者は、身分が低く河原で生活していたことから、河
原者と呼ばれ、さげすまれていたが、才能や技術を発揮し、活躍した。
水墨画
(すいぼくが)
 雪舟(せっしゅう)↑
水墨画は、墨一色でその濃淡
のみで描かれた絵画。
雪舟により、大成され狩野派に
も影響を与え、現在に通じる。
「冬景山水図」東京国立博物館 蔵
茶の湯
生け花
 現代の茶道や華道のも
法然上人
ととなった「茶の湯」や
「生け花」は、お茶を飲
む習慣とともにこの時期
に、作法が形づくられ、
広まっていきました。
 和室でお茶を点(た)て、
床の間には、花が生け
られています。
もっと
詳しく!
茶道具・生け花
 炭でお釜を温め、お湯を沸かし、
お茶を楽しむ。(↑)
 床の間には野にあるように花を生ける。 (↑)
能・狂言
 能(のう)は、鴨川の河原な
(写真をクリックするとビデオ
を
見ることが出来ます。)
どで舞台を組み、演じられた。
観阿弥(かんあみ)・世阿弥
(ぜあみ)父子により大成さ
れた。
 狂言(狂言)は能の合間に演じら
れた喜劇。 農民の立場から公家
や大名、武士を批判するような
作品が多い。
能-「羽衣」の1シーン
写真をクリックすると
動き出します(各60秒)
 あらすじ・・・三保の松原で猟師白龍が松にかかった羽衣を見つけ、持ち帰ろうとした
ところ、持ち主の天女が現れ、羽衣を返してもらう代わりに舞を披露して天に帰ってい
きます。天女の無垢な心に接して、疑い深い自分を恥じる白龍です。
天女は悲しんで、白龍に衣を返して
ほしいと頼みます。
地謡による天女の心理描写です。「がりょうびん
がの馴れ馴れし。声今更に僅かなる、雁がねの
帰り行く。天路を聞けばなつかしや」と謡います。
狂言-「棒縛」の1シーン
写真をクリックすると
動き出します(各60秒)
 あらすじ・・・留守中に酒を盗み飲みされぬよう、主人は太郎冠者、次郎冠者を
騙して縛り上げ、出掛けて行きます。二人は不自由な態勢のまま知恵を絞って、
酒を飲み始めます。飲めや歌えやの酒盛り真っ最中、突然主人が帰宅します。
次郎冠者は、今度は自分が酒を飲もう
と努力をしますが、両手が縛られたままで
はなかなか上手くいきません。多少やけ
気味にまた太郎冠者に飲ませてやります。
太郎冠者はおいしそうに飲みます 。
苦心の末に、なんとか次郎冠者は
酒を飲むことが出来ました。こうなった
ら歯止めの効かない二人です。
お伽草子・連歌
 お伽草子
庶民的な短編物語。
公家物・武家物・異国物・・・
ジャンルはいろいろである
が、仏教思想の影響が強い。
現代に伝わる、物語も多い。
 連歌
和歌の上の句と下の句をあわせていく。
はじめは、2句にとどまっていたが、
50韻、100韻と連なる、長連歌になっていった。
足利学校
(あしかががっこう)
 日本最古の学校。
創立の起源は諸説あるが、
上杉憲実(室町時代)によって
多くの書籍が寄進され、この
時期に繁栄した。
16世紀半ばには、
『学徒三千』といわれるほどに
なり、フランシスコ・ザビエルに
より
『日本国中最も大にして最も
有名な坂東の大学』と世界に
紹介されたほどである。
知っ得!情報 1

アニメにもなった足利義満と禅問答を行ったとい
われる安國寺の僧侶は実在の人物です?
さて、次のうちどれでしょう。(絵をクリック!)
一休
6歳で安國寺に入り、17歳
まで過ごしたといわれる。
しかし、一休の伝説は17世
紀(江戸時代)にかかれたも
ので事実かどうかは疑わし
い。写真は、京田辺市にあ
る一休禅師像。
鑑真
奈良時代に何度
も航海に失敗し
失明しながらも
来日。日本に仏
教を広める。唐
招提寺をひらい
た僧侶。
空海
平安時代の
僧侶。
高野山に金剛
峰寺をひらき
真言宗を広め
る。
知っ得!情報 2

義満が行った貿易。その時の中国の王朝は?
(番号をクリック!)
1.唐
2.明
3.元
明の国から、倭寇の取りしまりと国交をもとめられ、
義満は正式な貿易をはじめた。
この貿易は日本が明に服従する形で行われたが、そのおかげで
明が、貿易の費用などを負担してくれたので日本側は大きな
利益をあげることができた。
知っ得!情報 3

義満が行った日明貿易。その時用いられた札は? (番号をクリック!)
1.免罪符
2.勘合符
もっと詳しく!
3.三連符
免罪符は16世紀 ヨーロッパでキリスト教会が資金集めに作った札。
「これを買えば罪と罰から救われ、天国へ行くことができる」と
説いた。カトリック教会が批判される宗教改革のきっかけにもなる。
知っ得!情報 4

日本からの正式な貿易船は下のような札を持って行き、
寧波(ニンポー)や北京(ペキン)で、明国が持っている札と
あわせて確認する。倭寇と呼ばれた海賊と区別するた
めに用いられた。
日
本
の
「
本
」
数
字
の
1
号
日本からの札
明にある札
正しければ文字が完成
知っ得!情報 5

日明貿易で取引されたもののうち日本から明へ多く輸出
されたものはどれでしょう。(番号をクリック)
1. 銅銭
2. 硫黄
3. 扇・刀剣
4. 金・銅
5. 生糸
6. 陶磁器
日本が貢物として
もっていったもの
(朝貢品)
日本から明へ
明から日本へ
明が日本へ
あたえたもの
(下賜品)
知っ得!情報 6

観阿弥・世阿弥の記した、能楽書「風姿花伝(花伝
書)」には、今も残る有名は言葉があります。
次のうちどれでしょうか?(番号をクリック)
1. 「猿も木から落ちる」
2. 「初心忘るべからず」
3. 「弘法も筆のあやまり」
今日の復習

さぁ、練習問題を
やってみよう!
今日の復習・・・練習問題

関係のある組み合わせはどれ?(矢印をクリック)
能
水墨画
正
解
お伽草子
今日の復習・・・練習問題

東山文化の代表建築はどっち?(写真をクリック)
正解! 銀閣
東山文化の代表的な書院造の建築。
禅宗の影響をうける。「わびの美」
こっちは、金閣。
3代将軍 義満の頃の北山文化の代表建築。
第1層は平安時代の寝殿造の影響を受ける。
今日の復習・・・練習問題

正しい組み合わせはどれ?(正しい横棒をクリック、答えは3つ!)
日明貿易
遣唐使
南蛮貿易
正 解
勘合符
足利義満
元寇
足利義政
倭寇
鑑真
今日の復習・・・練習問題

室町時代の文化が都だけでなく全国に広がったのは、どうしてで
すか?社会の状況を考えて説明しなさい。(□に書き込み!)
・応仁の乱以降、戦乱から逃れた公家や僧が各地の大名に頼ったため、京都の文化が日本各地の
解答例
城下町にも広がることにつながった。

室町時代の庶民の楽しみとなった現代にも伝わる文化を
2つあげなさい。
・能・狂言・お伽草子・茶の湯・生け花など
解答例
終わり



何問、正解できましたか?
続きは、定期テストで!
しっかり、復習しておきましょう・・・