金融の基本 Q40-43 - ホーム

神谷晃子
高齢化比率の推移
日本の高齢化は他の先進国と比較
しても際立っている!
高齢化社会の金融サービスを考え
ていくべき!
○第三分野保険
生命保険・損害保険以外のことをいい、がん保険や介
護保険がある。2001年に日本の生命保険会社・損
害保険会社による販売が解禁された。
○リバースモーゲージ
家を担保にしてお金を借りる仕組み。
高齢者は担保に入れた家に住み続け、自身がなく
なった後に家の所有権がお金の貸し手に移る。

バブル崩壊後銀行に頼りすぎた間接金融主体の日本
金融システムを見直すべきとの声が高まっている。
間接金融の場合、企業への貸付を一
手に担っているため企業が倒産した
時の打撃は大きい!
直接金融はリスクをさまざまな投資
家に分散できる!
日本は現金・預金保
有比率が高い!
→日本の家計はロー
リスク・ローリターン
志向
しかしより豊かな生活を求めていくため
には高リスク資産にも投資・・・
→自ら投資について勉強する必要あり

全体としては投資へのシフトが進んでいるとは言えな
い。
そうしたなかで増加している投資資産
○バランス型投資信託
○ファンドオブファンズ型投資信託

国内での利回りが期待できないと投資家は資金を日
本を素通りし、海外に投資してしまう!
→国内のマクロ経済や企業収益の成長率を引き上げ
る政策対応、企業自身の投資家への利益還元姿勢
の強化の必要

金融商品を選ぶときの基準
安全性・流動性が
重視されている
しかし
・将来の年金受取額への不安
・確定拠出型年金の浸透
長期的には金融市
場の動きによって
収益が左右される
金融資産の比率は
上昇していくので
は?

私的年金の一つ。現役時代に決められた掛け金を自
分の年金口座に拠出して、その運用結果を反映した
金額を老後の受給額として受け取る制度。

アメリカでは確定拠出年金制度を導入して浸透したこ
ともあり個人金融資産に占める投資信託の割合は
2%から12%まで上昇したが、日本は依然低水準。
家計金融資産に占める投資信託保有比率