新エネルギー 「ナノゲート・キャパシタ」 市場化への課題 塚田ゼミナール Aチーム ・本元 徳明 ・富所 淳夫 2015/9/30 ・重富 裕美子 ・宮永 雄一郎 1 第1章 環境問題 環境問題 有限資源の枯渇化 急速な地球温暖化 リサイクル可能資源と 無限資源の活用が必要 2015/9/30 2 有限資源の枯渇化 ①自然の森林…世界の76%の原生林は消失 ②化石燃料……日本の一次エネルギー供給 は72.8%を化石燃料から得ている 2015/9/30 3 急速な地球温暖化 CO2濃度の上昇 CO2などの温室効果ガスで 地球の平均気温が上がる 地球温暖化 1万年前 1700年 現在 2100年 CO2濃度 200ppm 280ppm 370ppm 530~970ppm 平均気温 -5℃ -0.5℃ 0.5℃ 2~6.4℃ 2015/9/30 4 無限資源の活用 資源の有限性とリサイクル可能性 ウラン リ可 水素 サ能 イ 不 ク 自然の森林 可 ル 能 化石燃料 有限資源 2015/9/30 風 波 太陽光 無限資源 5 第2章 自動車のエネルギーの進化 2-1環境問題に対する法規制 2015/9/30 6 各国の削減目標 1990年度比 先進国全体・・・・・・5% 日本 ・・・・・・6% アメリカ ・・・・・・7% EU各国 ・・・・・・8% 実際に削減をするには不可能な数値 2015/9/30 7 2-2 進化過程と既存車 の問題点 ①電気自動車 ②ハイブリット車 ③燃料電池車 2015/9/30 8 ①電気自動車 電気自動車(EV)の構造は電池、電動 機、制御装置などを搭載した車両。 2015/9/30 9 ②ハイブリット自動車 排気ガスを少なくする為にガソリンエンジンと電気 モーターを合わせて使う。 「パラレル式」と「シリーズ式」 2015/9/30 10 ③燃料電池自動車(FCV) 燃料電池で水素と酸素の化学反応によって発電し た電気エネルギーを使って、モーターを回して走る ○ウルトラキャパシタ搭載 2015/9/30 11 既存車の問題点 排出ガスによる環境悪化(ガソリン車、ハイブ リット車) 有限燃料利用による資源枯渇化 (ガソリン 車、ハイブリット車) 高価格商品のため市販化されにくい (電気 自動車、燃料電池車) インフラ設備の問題 (燃料電池車) 走行性の低さ (燃料電池車、電気自動車) 2015/9/30 12 2-3燃料電池史 1965年 NASAがアポロ計画に固体高分子 形燃料電池を使用。 1980年代末 自動車分野への転用。カナダの バラードパワーシステムズ社によ る。 1992年 1996年 2015/9/30 マツダ、三洋電機などが試験的に 燃 料電池自動車の試作車を発 表。 トヨタがRAV4Lを改造した燃料電 池車(直接水素)を展示発表。 13 1997年 モーターショーで、トヨタ、日産、マツダ、 ダイムラー・ベンツ社から燃料電池車 が出展され、実用化へ高まる。 2001年 燃料初めて国土交通大臣認定を取得 した電池車の走行実験が行われる。 2002年 7月に、経済産業省、環境省、世界で 初めてとなる民間企業への納車、限 定販売を開始。 2003年 トヨタが民間企業にリース販売。 2015/9/30 14 2-4現在の状況 新エネルギーへ 燃料電池や、新たなエネルギーは自動車業界 の研究開発競争に発展していっている。 新エネルギーへ + 車以外での利用の可能性 2015/9/30 15 第3章 新エネルギー「ナノゲート・キャパシタ」 3-1 ナノゲート・キャパシタとは ・日本電子と岡村研究所 の共同開発 ・材料 「アルミ箔・紙・炭素」 ・大きさ 5cm × 10cm (厚さは7mm程) 2015/9/30 16 ナノゲート・キャパシタの利点 サイクル寿命が長い。 (半永久的) 急速充放電が可能。 (0.2秒~2時間) 充放電効率が高い 。(90~95%) 低温環境でも動作可能 。 優れた安定性 。(自己発火しない) 地球環境に優しい 。 2015/9/30 17 ナノゲート・キャパシタの用途 自動車関連:ハイブリット電気自動車 電力貯蔵:火力・水力・風力・太陽光 民生品用バッテリー:パソコン・携帯電話 補助電源:コピー機・エレベータ 2015/9/30 18 3-2 ナノゲート・キャパシタ を利用した自動車 電気自動車として利用できる 。 同じ5kmをガソリンと電気で比べると 電気のほうが 10分の1の値段で走行できる。 ・インフラの整備もしやすくなるのでは… 「価格を抑えたエコカーの普及」 2015/9/30 19 3-3提案(ヤマハ×日本電子) 「Passol」 × 「電気と磁石を利用したバイク」 2015/9/30 20 3-4 ナノゲート・キャパシタの問題点 ナノゲート・キャパシタについて トヨタ 日産 たしかに凄い製品。今後どうなるかわ からないけど考える余地はある。 走ることは可能だが実際となると従来 のモジュールのものと変わらない。 モーターの熱で劣化するのが早くなる。 ホンダ 技術者の方がいなかったため、意見を 頂くことができなかった。 2015/9/30 21 おわりに 2015/9/30 22 おわりに 日本の未来を拓く新技術 ベンチャーキャピタル 2015/9/30 23
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