脱・トヨタ 立教大学大橋ゼミナールA班 1 1.レクサス国内導入 高級車ブランド「レクサス」の国内高級 車市場への導入 05年 8月30日 日本全国143の新設専 用店舗で販売開始 2 2.レクサス国内導入の背景 国内乗用車販売台数シェア率 トヨタ 34% その他 36% 日産 14% 売上高や営業利益において 常に他社と差をつけてきた ホンダ 16% 世界自動車統計白書より作成 3 販売台数を高級車に限定すると・・・ 500万円以上乗用車販売台数 単位:台 国産車計 外国産車計 160000 140000 120000 100000 80000 60000 国内メーカーの牙城崩れる 40000 20000 0 1998 1999 2000 2001 2002 2003 世界自動車統計白書より作成 4 40000 35000 30000 25000 台 セルシオ(トヨタ) メルセデスベンツ BMW 20000 15000 10000 5000 0 1998 1999 2000 2001 2002 2003 世界自動車統計白書より作成 「トヨタ」ブランドでさえも国内富裕層の購入意欲喚起は困難 5 3.脱・トヨタを掲げるレクサス 「高級の本質」を常に追求 開発から販売まで、トヨタブランドとは切り離した、レクサスブランド 専任組織で行う 専用研修施設「富士レクサスカレッジ」 →人材育成‥‥「ブランドづくりは人づくり」 24時間・365日にわたって顧客をサポートする新システムを導入 6 カンバン方式に基づく徹底した コスト削減 国内導入に向けた巨額投資 新たな人材育成 既存のやり方である徹底した合理化とは対称的な形でレクサスには付加価値を 付け加え、トヨタとはまったく違ったプレミアムブランド作りを目指している 7 高級車を選ぶ理由 (読売新聞 2005年8月29日 消費事情ランキングより) 国産車 1位 メンテナンスやアフターサー ビスの良さ 2位 価格 燃費の良さ 3位 外国産車 デザイン ブランドやメーカーが好き 安全性 • 9月の国内販売4600台のうちGS8割、 SC7割がトヨタ車からの乗換え → 外国産車からのシェア拡大は少ない 8 レクサスの限界とは レクサスは国産車に求められているものを 最大限に追求 ⇒ トヨタを含む国産車からのシェア奪取 大 ⇒ 外国産車からのシェア奪取 少 外国産車を好むユーザーはレクサスのムダを 好まない 9
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