COMET Beam Extinction計測速報

COMET
Beam Extinction計測速
報
2010年11月
E21 COMET Collaboration
COMET 2次ビーム
エクスティンクション計測
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COMETでは10−9のエクスティンクション達成をめざす
エクスティンクション
粒子の数)/(バケツ内の粒子の数)
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=(バケツ外の
今回の試験の目標
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初のBunched SXでの測定
~1μsec
大まかな様子の把握
測定方法の実証、バグ出し
MLF中性子ですでに計測が行われた10−7のエクステ
ィンクションをMRから取り出したビームで検証
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LinacチョッパーのInefficiencyによる
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25/Oct 17:00 - 21:00, 28,29/Oct 12:00-16:00
K1.1BR +0.8GeV/c ほとんどπ
加速器運転状況
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neutron TOF
K2-4入射、後ろバケツのみFill
1.4kW、30GeV(COMETは8GeV)
測定器
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加速器からRF信号
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* * ○ ● ○ ● ○ ● *
*:インジェクション無しバケツ
1.7MHz, 1.7/9 MHz
○:空バケツ(Linacでチョップ)
TREKグループビームラインホドスコープ+T1カウンターのコインシデ
ンス、〜190k/spill
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20 nsecの幅で時間をずらしたスケーラー 250チャンネル フルレ
ンジ5μsec 擬似TDC (解析速報、次ページ)
Multi-stop TDC, 20psec resolution (解析中)
RF Signal 1.7/9 Mhz
RF Signal 1.7Mhz
Counter Signal Raw
Counter Signal Coincidence
Debunched SX
Bunched SX
Counts /ch
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Scaler Channel (20nsec/ch)
擬似TDC解析結果
チョッパー位相「最適値」
エクスティンクション
4×10−7(空バケツ)
まとめと課題
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10−7の切り残しは2次ビームでも見えている
取り出しによりバンチ構造が大きく崩れているわけではないようで
ある。インジェクションのなかった空バケツへの漏れこみはそれほ
ど多くないようだ(要詳細高統計解析)
Extinction : 4×10−7 (Preliminary)←空バケツ
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課題
高統計解析。インジェクションのなかったバケツの様子。
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TDC解析、ほとんどすべてのカウンターヒットの履歴
より微細な構造の解析
次回の計測に向けて
検出器、測定系の高レート対応
1M カウント/spillをめざす
100分で1Gカウント
いつか(それほど遠くない将来)8GeVでやりたい