Power Point ご利用にあたって 利用者へのお願い (社)地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センターでは、講演会等で用いている Power Pointをインターネット上で無料公開しています。ただ、内容の一部は個人的に活用 すること以外に用いられる場合は著作権法に抵触するものもあります。あくまでも皆様の学 習用、各地域での研修用、若者に対する啓発用として活用されるようお願いします。 Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック Power Point 2007を持っていないけどPower Point 2003は持っている方は http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=941B3470-3AE9-4AEE8F43-C6BB74CD1466&displaylang=ja Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パックを使うと 2007が開けます。 よろしくお願い申し上げます。 ヘルスプロモーション研究センター長 岩室紳也 ヘルスプロモーションとは? ~健康日本21の推進にむけて~ (Version 2010.1.1) (社)地域医療振興協会 ヘルスプロモーション研究センター 岩室紳也 目次 ヘルスプロモーションとは? 1. 「健康日本21」から「特定健診・特定保健指導」まで 2. 誤解だらけの健康づくり? ハイリスクアプローチ、ポピュ レーションアプローチを理解していますか? 3. そもそも「健康」って何? 4. ヘルスプロモーションとは? ヘルスプロモーションとは? (その1) 「健康日本21」 から 「特定健診・特定保健指導」 まで 健康づくりの歴史 平均寿命の推移(諸外国との比較) 90 健康日本21 老人保健法 第一次国民 健康づくり対策 85 85.99 80 79.19 75 70 日本 男 アメリカ 男 ノルウェー 男 フランス 男 65 1 9 6 0 1 9 6 1 1 9 6 2 1 9 6 3 1 9 6 4 1 9 6 5 1 9 6 6 1 9 6 7 1 9 6 8 1 9 6 9 1 9 7 0 1 9 7 1 1 9 7 2 1 9 7 3 1 9 7 4 1 9 7 5 1 9 7 6 1 9 7 7 1 9 7 8 1 9 7 9 1 9 8 0 1 9 8 1 1 9 8 2 1 9 8 3 1 9 8 4 1 9 8 5 1 9 8 6 1 9 8 7 1 9 8 8 1 9 8 9 1 9 9 0 1 9 9 1 1 9 9 2 1 9 9 3 1 9 9 4 1 9 9 5 1 9 9 6 日本 女 アメリカ 女 ノルウェー 女 フランス 女 1 9 9 7 1 9 9 8 1 9 9 9 2 0 0 0 2 0 0 1 2 0 0 2 2 0 0 3 2 0 0 4 2 0 0 5 2 0 0 6 2 0 0 7 厚生労働省の 課題認識 待ったなしの高齢化 http://www.ipss.go.jp/ 年齢3区分別人口の推移 人口(1000人) 140,000 65歳以上 (老年人口) 15~64 (生産年齢人口) 0~14歳 (年少人口) 2008 120,000 100,000 80,000 60,000 40,000 20,000 0 1920 1925 1930 1935 1940 1945 1950 1955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030 年齢3区分別人口の推移 人口(1000人) 0~14歳 (年少人口) 15~64 (生産年齢人口) 65歳以上 (老年人口) 100,000 2008 90,000 80,000 70,000 60,000 50,000 40,000 税収ダウン 負担アップ 30,000 20,000 10,000 0 1920 1925 1930 1935 1940 1945 1950 1955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030 年齢3区分別人口の推移 人口(1000人) 100% 65歳以上 (老年人口) 15~64 (生産年齢人口) 0~14歳 (年少人口) 2008 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 1920 1925 1930 1935 1940 1945 1950 1955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030 国民医給付費の推移 人口1000人 100,000 90,000 80,000 0~14歳 (年少人口) 15~64 (生産年齢人口) 65歳以上 (老年人口) 国民医療費推計 老人医療費 老人医療費推計 国が打ち出した 健康づくり対策が 億円 国民医療費 600000 2008 70,000 500000 400000 60,000 50,000 300000 40,000 200000 30,000 20,000 100000 10,000 0 0 1920 1925 1930 1935 1940 1945 1950 1955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 国民健康保険加入状況(平成16年) 万人 1000 その他 国保 900 800 700 600 500 400 300 200 100 0 0- 5- 10- 15- 20- 25- 30- 35- 40- 45- 50- 55- 60- 65- 70- 75- 80- 85- 年齢 国民健康保険加入率(平成16年) % 100 その他 国保 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 0- 5- 10- 15- 20- 25- 30- 35- 40- 45- 50- 55- 60- 65- 70- 75- 80- 85- 年齢 A市の人口の推移 65歳以上 15~64歳 15歳未満 600,000 500,000 400,000 300,000 200,000 100,000 0 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 A市(一般会計と国保繰入金) 億円 一般会計当初予算額 国保繰入金 % 1,600 5.0% 1,400 4.0% 1,200 1,000 3.0% 800 2.0% 600 400 1.0% 200 0 0.0% 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 B市の人口の推移 65歳以上 15~64歳 15歳未満 180,000 160,000 140,000 120,000 100,000 80,000 60,000 40,000 20,000 0 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 億円 B市(一般会計と国保繰入金) 一般会計当初予算額 国保繰入金 % 600 2.0% 500 400 300 1.0% 200 100 0 0.0% 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 似たような 事態が 従来(指導型)健康づくり めざすものは体や心の疾病予防 地域保健関係者 塩分が多い カロリーとりすぎ。 検診受けた? 地域住民 (島内 1987,吉田・藤内 1995を改変) 行政に求められたのは 健康日本21 2000年(平成12年) 健康日本21 詳しくはHPへ 健康日本21がめざすもの 検診での早期発見対策重視から健康づくり・ 生活習慣改善へ ハイリスク戦略からポピュレーション戦略へ 個人の健康づくりを支援する社会環境の整備 現状の評価と根拠に基づく目標設定の導入 地方計画の設定とその評価 健康日本21がめざすもの 検診での早期発見対策重視から健康づくり・ 生活習慣改善へ ハイリスク戦略からポピュレーション戦略へ 個人の健康づくりを支援する社会環境の整備 現状の評価と根拠に基づく目標設定の導入 地方計画の設定とその評価 健康日本21に学ぶこれからの健康づくり 二次予防(後追い対策)だけではなく 一次予防(先取り対策)の再認識 ハイリスク(要注意者のみの)戦略に加えて ポピュレーション(多くの人に分布するリスクへの)戦略へ 個人への教育と同時に、 社会全体で取り組むための環境整備 ハイリスク戦略・ポピュレーション戦略 ハイリスク実数 介入後実数 介入前 介入後 リスク率 60 50 250 200 40 150 30 100 20 50 10 0 0 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 160- ハイリスク戦略・ポピュレーション戦略 ハイリスク実数 介入後実数 介入前 介入後 リスク率 60 50 250 200 40 150 30 100 20 50 10 0 0 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 160- 21世紀における国民健康づくり運動 (健康日本21) (平成12年3月) 第一 趣旨 健康を実現することは、元来、個人の健康観に基づき、一人一人が 主体的に取り組む課題であるが、個人による健康の実現には、こうし た個人の力と併せて、社会全体としても、個人の主体的な健康づくり を支援していくことが不可欠である。 そこで、「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」(以下 「運動」という。)では、健康寿命の延伸等を実現するために、2010年 度を目途とした具体的な目標等を提示すること等により、健康に関連 する全ての関係機関・団体等を始めとして、国民が一体となった健康 づくり運動を総合的かつ効果的に推進し、国民各層の自由な意思決 定に基づく健康づくりに関する意識の向上及び取組を促そうとす るものである。 平均寿命ランキング トップ ①日本 ②サンマリノ ③モナコ ④スイス ⑤オーストラリア ⑤スウェーデン ワースト 81.4歳 80.8歳 80.3歳 80.2歳 80.0歳 80.0歳 ①シエラレオネ ②アンゴラ ③マラウイ ④ザンビア ④ジンバブエ 34.2歳 36.1歳 36.3歳 36.8歳 36.8歳 (WHO:2002年版年次報告) 健康寿命ランキング トップ ①日本 ②スイス ③サンマリノ ④スウェーデン ⑤オーストラリア ワースト 73.6歳 72.8歳 72.2歳 71.8歳 71.6歳 ①シエラレオネ ②アンゴラ ③マラウイ ④ザンビア ④ジンバブエ 日本の平均寿命-健康寿命=7.8歳 26.5歳 28.7歳 29.8歳 30.9歳 31.3歳 (WHO:2002年版年次報告) 健康日本21 第二 基本的な方向 1 目的 21世紀の我が国を、すべての国民が健やかで心豊かに生活できる活力ある社会とするため、壮年期死亡の減 少、 健康寿命の延伸及び生活の質の向上を実現することを目的とする。 2 期間 3 基本方針 (1)一次予防の重視 (2)健康づくり支援のための環境整備 (3)目標等の設定と評価 (4)多様な実施主体による連携のとれた効果的な運動の推進 健康日本21 第三 目標等について 1 性格 2 設定の考え方 (1)栄養・食生活 (2)身体活動・運動 (3)休養・こころの健康づくり (4)たばこ (5)アルコール (6)歯の健康 (7)糖尿病 (8)循環器病 (9)がん 健康増進法と健康日本21 平成12年3月31日 厚生省事務次官通知等により、国民健康づく り運動として「健康日本21」が開始。 平成13年11月29日 政府・与党社会保障改革協議会において、 「医療制度改革大綱」が策定され、その中で「健康寿命の延伸・生活 の質の向上を実現するため、健康づくりや疾病予防を積極的に推進 する。そのため、早急に法的基盤を含め環境整備を進める。」との指 摘がなされた。 平成14年8月2日 「健康日本21」を中核とする国民の健康づくり・ 疾病予防をさらに積極的に推進するため、医療制度改革の一環とし て健康増進法を公布。 健康増進法の概要 2 (抜粋) 第2章 基本方針等(「健康日本21」の法制化) (1) 基本方針 国民の健康増進の総合的な推進を図るための基本方針を厚生労働大臣が策定。 ① 国民の健康の増進の推進に関する基本的な方向(例:目標の設定・評価の必要性、関 係者の連携の推進、休日・休暇を活用した健康増進のための活動の促進、実践の場の普 及等) ② 国民の健康の増進の目標に関する事項 ③ 都道府県健康増進計画及び市町村健康増進計画の策定に関する基本的事項 ④ 国民健康・栄養調査その他の調査・研究に関する基本的事項 ⑤ 健康増進事業実施者間の連携及び協力に関する基本的事項 ⑥ 食生活、運動、休養、喫煙、飲酒、歯の健康保持その他の生活習慣に関する正しい知 識の普及に関する事項 ⑦ その他の国民の健康の増進の推進に関する重要事項 (以下略) 健康増進法の概要 3 (抜粋) 第5章 特定給食施設等 (1) 特定給食施設における栄養管理(現行の栄養改善法による集団給 食施設における栄養管理の規定を引き継ぐとともに、所要の規定を整 備) (2) 受動喫煙の防止 学校、官公庁施設等多数の者が利用する施設を管理する者は、受動喫 煙を防止するために必要な措置を講ずるよう努める。 健康日本21の歩みと 現場の混乱 やること いろいろ 医療制度改革 個別健康教育 母子保健計画 健康日本21 食育推進基本計画 老人保健福祉計画 健やか親子21 評価 がん検診 健康増進計画 特定健診・保健指導 市町村合併 介護保険事業計画 自立支援法 次世代育成支援対策推進法案に基づく 市町村行動計画 健康日本21の出発点 (1)栄養・食生活 (2)身体活動・運動 保健指導 広報 (3)休養・こころの健康づくり (4)たばこ ポピュレーションアプローチ (5)アルコール (6)歯の健康 ハイリスクアプローチ (7)糖尿病 健診 (8)循環器病 住民参加 (9)がん 何が昔と変わったの? 健康日本21の反省点 誰が? (1)栄養・食生活 (2)身体活動・運動 保健指導 広報 範囲は? (3)休養・こころの健康づくり 効果は? (4)たばこ ポピュレーションアプローチ (5)アルコール (6)歯の健康 ハイリスクアプローチ (7)糖尿病 健診 (8)循環器病 住民参加 (9)がん なぜ? 評価は? 健康日本21に火をつけた法律 (1)栄養・食生活 (2)身体活動・運動 保健指導 広報 (3)休養・こころの健康づくり 健康増進法第25条 (4)たばこ ポピュレーションアプローチ (5)アルコール (6)歯の健康 ハイリスクアプローチ (7)糖尿病 健診 (8)循環器病 住民参加 (9)がん 健康増進法第25条 健康日本21の裏づけとなる法律等 (1)栄養・食生活 食育基本法 特定健診等事業 (2)身体活動・運動 保健指導 特定健診等事業 広報 (3)休養・こころの健康づくり 自殺対策基本法 健康増進法第25条 (4)たばこ ポピュレーションアプローチ (5)アルコール (6)歯の健康 ハイリスクアプローチ (7)糖尿病 特定健診等事業 健診 (8)循環器病 住民参加 がん対策基本法 (9)がん 市町村健康増進計画策定率 策定済割合(%) (2005年11月15日現在) 策定済1,051(43.8%) 平成17年5月5日現在 2,400市区町村アンケート 2,380市区町村回答 (回収率99.2%) 80 ~100 (2) 60 ~80 (10) 40 ~60 (11) 20 ~40 (20) 0~20 (4) 健やか親子21 母子保健は生涯を通じた 健康の出発点であり、 次世代を健やかに育て るための基盤となるもの です。『健やか親子21』 は21世紀の母子保健の 主要な取組を提示し、 みんなで推進する国民 運動計画です。 健やか親子21の各論 子どもの心の安らかな発達の促進と 小児保健医療水準を維持・向上 21世紀初頭における 母子保健の国民運動計画 育児不安の軽減 させるための環境整備 (2001~2010年) 課題と主な目標 妊娠・出産に関する安全性と快適さの 思春期の保健対策の強化と 確保と不妊への支援 健康教育の推進 ここまでは それでも順調? 「健康日本21」 中間評価報告書 (2007年4月) 評価結果は 分野 内容 策定時 中間実績値 目標値 栄養・食生活 20~60代男性の肥満者 24.3% 29.0% 15%以下 身体活動・運動 運動習慣者(男性) 28.6% 30.9% 39%以上 たばこ 市町村での分煙 50.7% 89.7% 100% アルコール 多量に飲酒する人(男) 4.1% 5.4% 3.2%以下 がん 胃がん検診受診者 1,401万人 1,777万人 2,100万人 糖尿病 検診事後指導受診率(男) 66.7% 74.2% 100% 休養・こころ 自殺者 31,755人 30,247人 22,000人以下 歯の健康 80歳20歯以上 11.5% 25.0% 20%以上 循環器病 高脂血症(男) 10.5% 12.1% 5.2% だから、 生活習慣病もいろいろ 呼び名は変わったけれど・・・・・・ で、名付け親は健康になったの????? メタボリック シンドローム 生活習慣病の恐れ 内臓脂肪症候群は1960万人 40~74歳/予備群含め、男性2人に1人…厚労省調査 脳卒中や心筋梗塞(こうそく)など、重大な生活習慣病 を引き起こす危険性が高い「内臓脂肪症候群」(メタボ リック・シンドローム)とその予備群が、40~74歳の中 高年世代で2000万人近いことが、厚生労働省の調査 で分かった。 (2006年5月9日 読売新聞) メタボリックのHPも http://metabolic.jp/ メタボリック????? 何か新しい発見でも・・ ・ ウエストが85cm(男)? 90cm(女)? 自分だ・・・・・・・・・ メタボリック????? 放っておくと・・・ で、何をすればいいの ????? これって、新しいこと ????? 生活習慣病の発症・重症化予防 運動習慣の徹底 食生活の改善 消費エネルギーの増大 心身機能の活性化 摂取エネルギーの減少 正しい栄養バランス 代謝の活性化・内臓脂肪の減少 (良いホルモン分泌↑、不都合なホルモン分泌↓) 継続 適正な血糖・血圧・血中脂質 体重・腹囲の減少 達成感・快適さの実感 「医療構造改革の目指すもの」 より 同時期に 経済財政諮問会議 の圧力 経済財政諮問会議等の圧力と 厚生労働省の医療費適正化策 高齢者医療費の伸びの推計(自然増) 12.2兆(2007年) ⇒ 33.7兆(2025年) 56兆 兆円 60 生活習慣病予防 × 倍増 自然増 50 厚生労働省 49兆 40兆 40 30 56兆 28兆 諮問会議 42兆 話題の 「後期高齢者医療制度」 高 齢 者 医 療 費 20 10 ・経済成長(GDPの 伸び)に見合った医 療費の総額抑制を ・保険給付の範囲の 見直し 0 2006年 2015年 2025年 高知県 田上豊資先生提供 制 度 の 持 続 可 能 性 中 長 期 的 対 策 在院 日数 短縮 医療連携 在宅療養 療養病床 転換縮小 受け皿整備 短 期 的 対 策 再保 編険 統者 合の 診療報酬の 適正化 保険給付の 範囲の見直し 高齢者医療・国保 の見直し 政管健保・健保 の見直し 世界の状況 % 2006GDP 医療費対GDP% 16.0 14.0 12.0 10.0 8.0 6.0 4.0 2.0 0.0 10億ドル 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 ア ス ド ア ノ メ イ イ イ ル リ ス ツ ス ウ カ ラ ェ ン イ ド フ カ ギ オ ベ ポ ラ ナ リ ラ ル ル ン ダ シ ン ギ ト ス ャ ダ ー ガ ル オ ー ス ト ラ リ ア ス ウ ェ ー デ ン デ ン マ ー ク イ タ リ ア ニ 日 ハ ス イ ュ 本 ン ペ ギ ー ガ イ リ ジ リ ン ス ー ー ラ ン ド 中長期的な医療費抑制策と各種計画の関係 医療計画(県) 市町村健康増進計画 入を抑える:予防 高齢者の 長期入院が 主要因 ・健康づくりの普及啓発 (ポピュレーションアプローチ) ・がん検診等の実施 ・脳卒中、がん、心筋梗塞等の疾病や、救急・ へき地等の分野別に患者の流れを明確化して、 流れをスムースにする(数値目標も設定) 出を促進①連携パス ②ベット↓ ・受け手に分かり易く情報提供 ・数値目標の設定 ・在宅医療の充実強化。地域包括ケアの推進 (2-①)医療機能の分化と連携 都道府県による 調整支援・協力 県健康増進計画 保険者協議会 急性期 ⇒ 回復期 ⇒ 慢性期 特定健康診査等 実施計画(保険者) × 入 院 ・健診と保健指導を医療保険者の 責務として位置づけ (レセプト情報の有効活用) ・内臓脂肪症候群に重点化した 健診と階層化した保健指導 在宅 ○ (1)生活習慣病予防 地域・職域連携 推進協議会 介護保険施設 × (3)受け皿整備 在院日数の短縮 (2-②)療養病床の縮小転換 ・数値目標の設定と評価 (評価結果が支援金の加算、 減算の根拠に) ・民間事業者の積極的活用 (アウトソーシング) 療養病床が多い県は 、影響が甚大! 介護保険事業 (支援)計画 地域ケア整備構想(県) ・医療療養病床と介護療養病床の縮小および 転換の目標設定 ・縮小、転換後の受け皿整備に関する基本的 な方針と目標設定 ・受け皿となる介護保険施設等の整備 ・マンパワーの確保 ・在宅(居宅)医療体制の充実強化 ・在宅福祉サービスの充実 市町村・圏域単位の検討? 高知県 田上豊資先生提供 これで、 保険者(国保=市町村) の役割が 健康日本21がめざすもの 検診での早期発見対策重視から健康づくり・ 生活習慣改善へ ハイリスク戦略からポピュレーション戦略へ 個人の健康づくりを支援する社会環境の整備 現状の評価と根拠に基づく目標設定の導入 地方計画の設定とその評価 が明確に しかし 健康づくりの指標は 医療費でいいの? 保険者別一人当たり実績医療費(円) (千葉県) 400,000 380,000 360,000 全国平均 鴨川市 銚子市 千葉市 柏市 船橋市 木更津市 鎌ケ谷市 浦安市 旭市 340,000 320,000 300,000 280,000 260,000 240,000 220,000 200,000 H13 H18 H18年千葉県 一人当たり実績医療費(国保) 450,000 400,000 350,000 300,000 250,000 200,000 150,000 100,000 50,000 0 全長鋸勝南館い睦大鴨印本流我御佐習長栄船銚野八茂一四白神千香柏富白長木市松印君成多鎌袖市酒九大横浦東匝山芝東八旭富 国南南浦房山す沢多川旛埜山孫宿倉志柄町橋子田千原宮街子崎葉取市津井生更川戸西津田古ヶヶ原々十網芝安金瑳武山庄街市里 平町町市総市み町喜市村村市子町市野町 市市市代市町道町町市市 市市村津市市市市市町谷浦市井九白光市市市市町町市 市 市市 町里里町 市 市 町 市 市 市 市 均 市 町町 http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/hoken/iryomap/06/xls/07a.xls 2005年千葉県内男性平均寿命 (市区町村別) 81 80 79 78 77 76 75 74 美流我緑柏市花千船松四稲佐習八鎌浦茂千若印一印白酒栄長長御中大成野市大勝睦袖芝鴨夷館木本横長多白富佐鋸神東君富富東八旭八成九銚 浜山孫区市川見葉橋戸街毛倉志千ヶ安原葉葉旛宮西井々町柄南宿央多田田原網浦沢ヶ山川隅山更埜芝生古子里原南崎庄津津浦金日市街東十子 区市子 市川市市市道区市野代谷市市県区村町市市井 町町町区喜市市市白市町浦町市町市津村町村町町町市町町町市市町市市 市町九市 市 里 場 里 市 区 市 市市市 町 町 市 町 市 町 87 2005年千葉県内女性平均寿命 (市町村別) 86 85 84 83 82 流柏習美我鎌緑花印千船白長松稲茂市八若成睦千大袖佐富八佐中鴨多富四浦栄芝館本印野鋸君九長勝長白富御市大木横八神東成東一酒夷銚旭 山市志浜孫ヶ区見西葉橋井柄戸毛原川千葉田沢葉多ヶ原浦日倉央川古津街安町山山埜旛田南津十南浦生子里宿原網更芝街崎金東庄宮々隅子市 市 野区子谷 川市市市市町市区市市代区市町県喜浦市町市市区市町市道市 町市村村市町市九町市村町町町市白津町市町市町町町井町市 市 市市 区 市 町市 市 町 場 里 里市 市 町 町 800,000 700,000 H18年全国 一人当たり実績医療費(国保) 600,000 500,000 400,000 300,000 200,000 100,000 0 渡 赤 三 大 安 馬 早 芦 泊 湧 小 大 名 平 笠 豊 芸 路 川 別 村 水 樽 崎 町 市 上 喜 市 市 町 太 村 町 市 村 田 島 町 町 神 増 秋 津 直 恵 毛 芳 奈 島 内 町 町 木 町 村 町 み 川 昭 山 南 昭 忍 大 普 芝 神 座 境 八 南 東 八 石 旭 富 青 竹 小 な 上 和 武 牧 和 野 間 代 山 栖 間 町 丈 大 庄 街 垣 市 里 ヶ 富 笠 べ 村 町 市 村 村 村 町 村 町 市 味 町 東 町 市 市 市 島 町 原 町 村 村 村 村 沖 北 北 高 広 高 山 北 北 鹿 北 広 北 北 山 熊 香 全 和 長 山 千 長 群 山 青 岩 千 茨 沖 茨 東 沖 千 千 沖 千 千 東 沖 東 縄 海 海 知 島 知 梨 海 海 児 海 島 海 海 口 本 川 国 歌 野 梨 葉 野 馬 梨 森 手 葉 城 縄 城 京 縄 葉 葉 縄 葉 葉 京 縄 京 県 道 道 県 県 県 県 道 道 島 道 県 道 道 県 県 県 平 山 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 県 都 県 県 県 県 県 県 都 県 都 県 均 県 http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/hoken/iryomap/06/xls/07a.xls 居住地でここまで差がある 国民健康保険税 2008年度 国民健康保険税地域格差 年収400万円(所得260万円) 40歳代夫婦と未成年の子2人 固定資産税額は5万円 大阪府寝屋川市 北海道喜茂別町 50万4,030円 50万2,500円 神奈川県開成町 東京都青ヶ島村 16万2,560円 13万9,900円 Wikipediaより モデルケース1による国民健康保険税試算 堺市在住、夫婦2人+子供2人(未成年) 年収400万円(所得260万円) 均等割額:36,840円×4人=147,360円 平等割額: 30,480円 所得割額:{260万円-33万円(基礎控除)}×11.80% =267,860円 合計金額: 445,700円 買い物合計=8,914,000円 消費税5%=445,700円 Wikipediaより モデルケース1による国民健康保険税試算 町田市在住、夫婦2人+子供2人(未成年)、 年収400万円(所得260万円) 均等割額:23,400円×4人= 93,600円 平等割額: 12,000円 所得割額:{260万円-33万円(基礎控除)}×5.0% = 113,500円 合計金額: 219,100円 買い物合計=4,380,000円 消費税5%=219,100円 Wikipediaより モデルケース2による国民健康保険税試算 福岡市在住、独身女性 年収250万円(所得170万円) 均等割額:28,735円×1人= 28,735円 平等割額: 33,217円 所得割額:{170万円-33万円(基礎控除)}×13.01% = 178,237円 合計金額: 240,189円 買い物合計=4,803,780円 消費税5%=240,189円 Wikipediaより
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