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(事業名)密集住宅市街地整備促進事業
延焼遮断帯整備促進事業の制度創設について
〈延焼遮断帯整備の必要性〉
空
間
整
備
を
目
指
す
・密集市街地における市街地大火の拡大
を抑制するには、街区内の不燃化とともに、
広幅員の道路を核とする延焼遮断帯整
備が必要。
《密集市街地の整備の方向性》
・延焼遮断帯整備などにより防災性を高
め災害 に強い都市構造を形成。
街区内は、
老朽住宅除却や
地区内道路・公園
の整備等より
不燃化を促進
街区間の
延焼を遮
断するには
広幅員の
道路等の
整備が必
要
※南海トラフ巨大地震の被害想定(H25.10)
でも延焼抑止に高い効果が出ている
〈整備の課題〉
・府内の著しく危険な密集市街地におけ
る都市計画道路の整備率は10%。
(東京都ではH32年度までに
整備率100%を目標に整備中)
・しかし、都市計画道路の整備は、広域
交通ネットワークの形成に重点化せざるを
えない 状況であり、密集市街地内の早
期の道路整備は非常に困難な状況。
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要求 ①
新たな制度 「延焼遮断帯整備促進事業」
の創設を要求
都市整備部の道路事業及び住まち部の既存事業と、「別枠の事業予算」を確保
事業 密集市街地内の都市計画道路を、延焼遮断空間の確保の観点から、
スキーム 整備促進。早期着手が困難な道路は、様々な方策を組み合わせて対応
密集市街地内の都市計画道路の整備方策
② 延焼遮断効果を確保する
その他様々な取組み
① 整備事業費の確保
都市整備部での通常の道路
事業と別の予算枠を確保
⇒ これにより延焼遮断帯の核と
なる広幅員道路の整備を促進
・国費は住宅市街地総合整備事業
(関連公共施設整備)の活用も検討
都市整備部による事業執行
+
◆ 早期着手が見込めない道路では、
密集事業等により、先行的な建物
除却や用地取得等を促進。
◆ 遮断効果の早期確保とともに、
道路事業の移転補償費の削減が
見込める。
・密集住宅市街地整備促進事業
で対応
本事業の対象路線(府が整備する道路3路線)
三国塚口線・八島大久保線・寝屋川大東線
(事業費計 391億 内 国費195.5億円 府費195.5億円)
要求 ②
3路線の事前調査
及び方策の検討
3路線の整備着手に必要な事前調査 【H26知事復活要求額】
(委託料)4,943千円
及び整備方策の検討
■地区内の建物調査や意向調査等、住宅市街地総合整備事業の関連公共施設整備
の国費導入や道路整備の着手に先行して必要な事前調査の実施。
■様々な取組みの組合せによる事業費の削減や事業期間の短縮など、効率的な道路整
備を可能とするために必要な整備方策の検討。