画像処理

画像処理
05A1027
後藤航太
研究課題はopenLDAPについてでしたが
今回から画像処理に変更しました。
変更した理由
自分が持っていたイメージと実際のopenLDAPが違ったので変更を決めま
した。
画像処理に興味を持ったので これからは画像処理を研究課題として
やっていきます。
研究内容
画像処理アルゴリズムのしくみを理解し、プログラム(C言語)で実装をする。
また自分で、さまざまな画像処理アルゴリズムを組み合わせて応用する。
画像処理とは?
画像から何らかの情報を取り出すために行われる処理全般を指す。
処理の対象としてはデジタル画像が用いられることがほとんどで、処
理はコンピュータ上で行われる。取り出したい情報の特徴に応じて適
切なアルゴリズムを記述することが必要となる。
画像処理の流れの一例として、画像入力-画像変換-分類というも
のを挙げる。まず対象とする画像を入力し、この画像に対して変換処
理を行う。変換の方法としてはさまざまなものが存在するが、基本的
なものでは濃淡画像を白黒2値にする「2値化」、濃度変化から物体の
境界を見出す「エッジ検出」などがよく用いられる。
これらいくつもの変換処理を重ねて行うことで必要な情報の抽出を
行い、最後に得られた情報の分類を行う。
画像処理アルゴリズム
画像処理アルゴリズムは、画像を対象に処理を行うアルゴリ
ズム全般を指します。
その目的は
画像を加工(変換)して、新しい画像を生成する。
画像からなんらかの情報を取り出す。
画像のデータ量を削減する(圧縮)。
このような画像に特殊効果などの変化を与える処理のことを
「エフェクト処理」といいます。
エフェクト処理
エフェクト処理によって画像に変化を起こす目的には、
画像中から重要となる部分を抽出する。
画質を改善する。
画像に特殊な効果を与える
色調変換
色調とは色彩の強弱・濃淡など色合いの調子を指しますが、
色調変換では、画像に色彩的な変化をもたらします。
目的としては「画質を改善」「画像に特殊な効果を与える」に
当てはまります。
例として「明度の調節」があります。
デジカメで撮った画像は、撮影状況によって暗すぎたり、明るす
ぎたりすることがあります。そういった場合、画像を適切な明る
さにするために、色調変換の処理は有効です。
ガンマ補正
画像を明るくしたり、暗くしたりといった色調調整に使用します。
この処理で用いる式は、濃度の最大値をMとすると、
 Pi 
P0 = M 

M 
γ
となります。γはパラメータとして与えます。このγの違いによって、関数は
図のように変化し、画像全体を明るくするか、暗くするか、という明度補正の
目的に利用します。
γの違いによる変化
P0
γ>1
(明るくなる)
γ=1
(変化なし)
γ<1
(暗くなる)
0,0
Pi
ガンマ補正
ガンマ補正(γ=1.5)
元画像(γ=1)
γ>1としたので元画像
と比べて明るくなりました。
ガンマ補正(γ=0.3)
γ<1としたので元画像
と比べて暗くなりました。
今後の予定
2値化処理
 エッジ検出
 さまざまなアルゴリズムを応用して、独自に
画像処理プログラムを作ってみます。

参考資料 文献
画像処理プログラミング
コンピュータ画像処理
昌達 慶仁 著
田村秀行 著
Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Wiki
御静聴ありがとうございました。