画像処理② 05A1027 後藤航太 今回の発表内容 2値化処理 エッジ検出 画像処理とは? 画像から何らかの情報を取り出すために行われる 処理全般を指す。 処理の対象としてはデジタル画像が用いられるこ とがほとんどで、処理はコンピュータ上で行われ る。取り出したい情報の特徴に応じて適切なアル ゴリズムを記述することが必要となる。 2値化処理 閾値処理 2値化処理とは、画像に対して2値化を行うことです。 2値化とは、各画素の明るさを一定の基準値により、黒色と白 色の2つの値に変換する処理のことです。 また、一定の基準値のことを閾値と言います。 通常、画像の各画素は0~255のRGB値を持っています。 このRGB値の平均値が各画素における明るさになります。基準 とする閾値の値によって、閾値処理後の画像は異なります。 閾値処理 「しきい値」(threshold value)Tを決め、 濃淡画像の画素値がT以上の時、その画素値 「1」とし、それ以外の画素値を「0」にする変換 (0と1を逆に割り当てる場合もある) f (i, j) = 1 if f (i, j) >T f (i, j) = 0 if f (i, j) < T 処理前 処理後 エッジ検出 エッジ検出とは、画像中の物体の境界線を求める処理です。コン ピュータで様々な画像処理/画像認識を行う場合、境界線によって物 体を認識したりすることが出来るため、エッジ検出は非常に重要な処 理と言えます。 画像処理的には、エッジは値が急激に変化する箇所であると言えます。 変化量が大きい場所を検出するためには、一般的に微分処理を行います。 エッジ抽出の手法① フーリエ変換などを用いて周波数成分を求め、 その高周波数を抽出する。 フーリエ変換とはデータをさまざまな周波数からなる三角関数の和 で表現するものです。 フーリエ変換された結果は、変化の乏しい部分(低周波成分)から 変化の大きな部分(高周波成分)のそれぞれの強さが含まれています。 エッジは画素値が大きく変化する部分なので、高周波成分に集中して 存在すると考えられます。そこで、フーリエ変換を用いたあとに 高周波成分を抽出すれば、エッジ抽出が行えるというわけです。 エッジ抽出の手法② 画像に微分処理を行う。 エッジは画素値が局所的に「大きく変化する部 分」ですが、これを数学的にいうと「微分値の 大きな部分」であるともいえます。 つまり、エッジを抽出するためには、基本的に 微分処理を行えばいいことになります。 処理前 処理後 今後の予定 ユニークな特殊効果(モザイク イラスト調) 画像合成 参考資料 文献 画像処理プログラミング コンピュータ画像処理 昌達 慶仁 著 田村秀行 著 Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/Wiki 御静聴ありがとうございました。
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