対象学科 情報工学科(3 年生) 科目 画像処理 (Image Processing) 教員 岡本正行 白井啓一郎 <授業の特色> 最近は,ディジタルカメラ,ビデオが普及し簡単に画像がパソコンに取り込め,市販の画像処 理用ソフトで編集,加工,プリントアウトができるようになってきた.また画像処理は医用,工 業用,リモートセンシング等の分野で幅広く用いられている.本授業では,基本的な画像処理手 法を解説するとともに,幾つかの画像処理手法についてはC言語を用いてプログラミングを行い, 実際の画像に対して適用してその効果を確認する. <授業の達成目標> 各種画像処理で用いられる手法と理論的背景を理解する。また実習を通して画像処理アルゴリ ズムのプログラミングを行い、処理手法をソフトウェアで実現する手法を習得する。 <授業の内容> 1 画像処理の概要 2 画像の入力(標本化と量子化) 3 画像の変換と画質改善 4 2値画像処理 5 画像の特徴抽出と解析 6 カラー画像処理 <教科書> 田村秀行,コンピュータ画像処理,オーム社 <評価方法> 授業時間中に行う画像処理演習(30点)、最終レポート(20点)、及び期末試験(50点) の合計点で成績評価を行う。90点以上を秀、89点‐80点を優、79点‐70点を良、69 点‐60点を可とする。期末試験を受験するためには授業時数の2/3以上の出席を必要とし、 かつ、出席状況は合格ボーダーラインの判定に影響する。
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