情報1 2006.10.2 第4回:状態遷移 その4 アルゴリズム その1 1 本日の授業の流れ • 1時間目「状態遷移 延長戦」 – 先週からの課題の続き – ダッシュゲーム or UFOキャッチャー – 1時間目の終わりにはこれまで書いた全ての状 態遷移図を提出すること • 2時間目「アルゴリズム その1」 – ソートアルゴリズムの実験 • 課題 – オリジナルのソートアルゴリズムの考案 2 課題内容 • 課題1. ダッシュゲームを作ってみよう – 内容 • ボタンを押す(笛を吹く)と部員の走る向きが反転し, 画像も切り替わる • 課題2. UFOキャッチャーを作ってみよう 3 UFOキャッチャーの仕様 • 基本 – クレーンを使って人形をつかむ事ができる – 左ボタンを押すと,クレーンが左に動き続ける – 下ボタンを押すと,クレーンが下降する(下降中は左には移動できな い) – クレーンが床に着くと,クレーンが上昇する(上昇中は左にも動かず, 下降もしない) • 応用 – クレーンが左の画面外に出ずに往復する(往復する回数が決まって いて,回数を満たすと自動的に下降する) – 一旦床に着くとリセットボタンを押さないでも初期位置に戻る – 初期位置に戻ったときにクレーンが人形をつかんでいると,人形を離 す 4 ヒント:人形をつかむには? 5 課題の取り組み方 • ペアを組んで作業をする – 課題1:ダッシュゲーム – 課題2:UFOキャッチャー の順番で取り組む • まず,状態遷移図を書いて先生にレビューして(前に提出す る)もらう – 書き直しの場合は,OKがでるまで再提出をする • 状態遷移図にOKがでたら,実装を始める – 状態遷移図にOKがでるまで,実装を初めてはダメ! • 課題が一つ終わったら,状態遷移図を提出し,先生に実装し た結果を見せる 6 2学期の授業内容 • 状態遷移の設計・実装 – 状態遷移図を使ったプログラムの設計方法 – 状態変数を使ったプログラムの実装方法 • 複数の要素を扱うアルゴリズムの設計・実装 – 並び替え(ソート) – 検索(サーチ) • ミニプロジェクト – 複数メンバーによる協調作業 – スケジューリングとProject Management 7 並び替え(ソート)アルゴリズム • 複数の要素を(昇順,降順に)並び替えるた めの手順のこと 8 アルゴリズムの授業の流れ • 最小値検索法の実験と実装 – 手作業で並び替えを行い,実験結果を記録 – 最小値検索法をSqueak上に作る • オリジナルアルゴリズムの考案と実装 – オリジナルのアルゴリズムを考案する – オリジナルアルゴリズムを実装する • 追加課題 – 有名なソートアルゴリズムを実装する 9 最小値検索法の実験 • 2人でチームを組みます – チーム名を決めます – ワークシートにチーム名,実験日,メンバーを記入します • ソート用のカードを作成します – 台紙から,カードを切り離し,よくシャッフルします – ゴミはゴミ箱へお願いします • ワークシートをよく読んで,実験を行います – – – – 実験環境と実験方法はワークシート表面にあります 実験結果はワークシートの裏面に記入します 30枚の並び替えにチャレンジしましょう ストップウォッチソフトがMoodleからダウンロードできます 10 課題 • オリジナルアルゴリズムの考案シート – 提出期限 • 次回の授業の開始時:10月16日 – 内容 • 最小値検索法より効率がよい並び替えアルゴリズムを考案する – 名前をつけること(例:杉浦三号) – 一人で並び替えができること – 場所をあまりとらないこと • 以下の事柄を日誌に記入してください – 今日の授業の感想 – 状態遷移図の授業を通じて,何を学んだか – 今日の授業に関連した質問(を最低1つ) 帰るときには,書いた状態遷移図は全部提出していくこと! 11 今日の授業はおしまい お疲れ様でした 12
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