4章3節 賃金体系 どの企業でも必要不可欠 →人を雇うための費用(人件費) 製品を安く売るため人件費の金額には限度がある 賃金体系=従業員にお金を配分する基準 <最近の傾向> →50歳代前半まで徐々に上がる賃金体系(年功序列)から 30歳代で急速に賃金が上がるような形にしよう 上記の体系の場合、40歳前後から実力主義になり、 賃金が上がる人、そのままの人、下がる人に分かれていく <変えようという動きの背景> →中高年層の企業業績に対する貢献度によって賃金の差を つけるため ■不況で利益が生み出せなくなったときの対応 コスト削減のため人件費削除が行われる →一定年齢(45歳、50歳)を対象とした希望退職 希望退職した人には退職金の割り増しなどの優遇策がある <日本企業が人件費削除の対象を中高年層にしている理由> →企業業績に対する貢献と受け取る賃金が見合っていない →企業にとっての「重荷」とみなされている <アメリカでは法律で年齢による差別が禁止されている> →中高年のみが人員削減の対象とならない 賃金カーブ=賃金体系を表現する方法 東洋経済2013年1月31日 (賃金構造基本統計調査より制作) ・全体的に緩やかなカーブを描いている
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