制度経済学Ⅰ②

制度経済学Ⅰ⑨6.15.
テーマ「この講義でよく理解できたことについて
自分の印象を書く 要するに、講義の感想を
述べる オンリーワンの回答を重視」
• 1200字程度 締切 6月30日午後5時
提出先 井上研究室 ドアの封筒の中
1
• Q1 コメ不正転売の背景?
• Q2 今後の対応?
DVD 2008年9月18日放映 ク現代
2
• Q1 不正転売の背景
•
3
• Q2 今後取るべき対応策?
4
• 日本の流通制度の複雑さ→低生産性
• 流通とは何か? 市場の需給調整役 品不
足と過剰をバランスさせる ストックの役割
一定期間先の需要を先取りして生産に対し
て シグナルを出す 流通の本来的役割
それが過剰になると、どうなるか?
小売価格に流通コストが転嫁される
消費者余剰が失われる
5
• 日本の流通産業ー典型的な保護産業
• 外国との競争にさらされない 製造業とのち
がい 建設・金融・流通の共通性
• 1キロ=8.9円の米が370円になるまで転売
される世界 理解不可能だが、現実に存在
• 農水省のチェックー機能停止
• 農水省=米の供給者=監督者 の矛盾
6
• 農水省の検査をいくらでもごまかすことので
きるような検査制度ー規制緩和と結びつくと
食の安全制度は崩壊する 利益優先
安全は二の次 の経営態度を生み出す 売
れない輸入米を「売れ」という農水省、そして
輸入米を「買ってもらわねばならない」農水省
の矛盾 そもそも根本的におかしい 誰も
気づかないことの不思議
7
• 日本経済の競争力というけれども どこかお
かしいところは多々ある 一方では製造業の
国際競争力がつねに注目されるけれども、
こうしたおかしいところ、制度的なほころびを
地道に改善、改正することが大事である ここ
でも人間の行動を動機付ける制度のはたす
役割が重要になる 制度の誕生・発展・衰退
のサイクルを分析する
⑨
8