第9講 • Q1 民間が経営する公共施設の割合 • Q2 委託になると被雇用者の地位はどう変 わるかQ3 最低賃金と生活保護の違い • Q4 リビング・ウェッジ? • Q5 市場は自動調節機能を持っているか? • DVD 2008.3.ク現代 • • • • • • • 規制緩和⇒効率的行政サービスという名目 だが、低い労働条件、 コスト削減の要請ー至上命題 H10年以降下がり続けるビルメンテナンス 経費削減のしわ寄せ 大阪市ー清掃業務ー入札制度ー価格破壊 行き過ぎー制度に歯止めなし • サンタフェの実験ーリビングウエッジ • 条例により実施ー最低賃金の引き上げ • 税収増⇒福祉予算削減→失業率減 • 全米150都市に波及 • 貧困層を増やすのではなく、税負担可能者を 増やすべきー自治体 ・ 豊中市-入札制度の改善 • • • • 市場原理だけではチェックできない 公共・行政の介入の必要 市場プラス公共=制度 ILO94公契約条項ー日本,未批准(地域給 与水準引下げの禁止) • 価格=安さだけが基準、価格から総合評価 • 制度の改善ー労働条件を考慮に入れる • Q1 規制緩和の潮流はいつ始まったか? • Q2 民活のメリットは何か? • Q3 民活の欠点は何か? • Q1 1970年代後半 レーガン(USA)、 • サッチャー(英)、いずれも1970年代半ば以 降からの経済的停滞を乗り越えるための 経済政策を模索 それまでの経済成長(黄金 の30年1945‐1975)の特徴 大量生産と 大量消費の結合→高成長の持続→累積的 過程 それが1970年代半ばに停止 なぜ? • 1970年代半ばまでの高成長の制度的特徴 むきだしの市場システム(19世紀的自由競 争)ではなく、1930年代の大恐慌の教訓に よって十分に制度化された経済、つまり規制 にもとづく経済が高成長を生んだ しかし 低成長への以降によって、規制こそが低成長 の原因とみなされるようになる 経済学の転 換 • Q2 民活のメリット 新しい企業の参入、起業精神の活性化、 雇用の創出、税収の増加、成長、 ただし、参入する企業の質をどうコントロール するか という問題は不問のまま そのことが、さまざまな問題を引き起こす モラルハザードの温床となるリスク F6 • Q3 民活の欠点 事業を民間に委託する場合、事前に業者をコ ントロールするのではなく、事前の届出だけ ですませる その結果 民間業者を事後的に しかコントロールできない あきらかに制度の 不備 市場原理と公的規制の結合が重要 1970年代以降の民活路線の教訓 最大の教訓は2008年10月の金融危機 f
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