研究テーマ発表

研究テーマ発表
政策科学ゼミ2年 佐藤 由佳
政策科学ゼミ
2007/1/9
野生動物と人間の共生について
研究動機:
①人間による身勝手な野生動物の駆除や保護に対す
る疑問
例)・外来種の駆除や希少種の過保護など、人間による動物
の数の操作
・マスコミでドキュメント話題にされた動物のみの同情的保護
②野生動物と上手く共存していく事は、森林を守る
事にも繋がる
③現在、日本には狩猟法から発展した法律があるの
み(動物愛護管理法など)で、生息地なども考慮に
入れたものがなく、根本的解決にならない。
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テーマの絞込み
~クマと人間の共生~
私たちに馴染み深い動物
クマ。
毎年秋になると問題とな
るクマと人間との関係に
つ
いて考えたい。
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クマについて
• 現在世界には8種のクマが生存
(ジャイアントパンダ・メガネグマ・マレーグマ・ナマケグマ・アメ
リカクロクマ・・ホッキョクグマ)
日本では・・・
ツキノワグマ
ヒグマ
絶滅の危機
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問題点
• 山から下りてきた熊の駆除以外の対処の難しさ
理由:経費や労力の問題。再び里に下りてくる可能性の高
さ。山の所有者の受け入れ拒否。など
• 狩猟による減少
←熊胆(ゆうたん)目的の密猟
• アジアでは欧米に比べクマの調査や研究が遅れて
いる。(2006年・国際クマ会議による)
←現在日本に生息する正確なクマの頭数さえ把
握していない
日本のツキノワグマは減っていないという意見も
(動物写真家 宮崎学 氏)
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今後の研究を進める上で
• 森には許容量があり、ただ単純に保護すれ
ばいいという問題ではない。
• “愛護”“保護”ではなくあくまで“共生”という
のが課題
• 目先の対策ではなく先を見通す事が大切
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参考文献
• WWFジャパン(http://www.wwf.or.jp/index.htm)
• ツキノワグマ事件簿
(http://tukinowakuma.blog77.fc2.com/)
• 日本熊森協会
(http://hb6.seikyou.ne.jp/home/kumamori/)
• 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関す
る法律
(http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H04/H04HO075.html)
• ALIVE (http://www.alive-net.net/wildlife/bear/kumadata.html)
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