Core Seminar 細胞周期機構の解析 2007年6月28日 本日の内容 • BEST-KITを用いて細胞周期G1/S期 またはG2/M期のコンピュータ・ シミュレーションを行う。 1.課題の説明 2.課題(実験班)の決定 3.標準条件の数値解析 4.細胞周期機構の理解 5.課題の条件の数値解析 6.文献調査(生物学的知見の収集) 細胞周期G1/S期(1) • DNA損傷シグナル(DDS)が、細胞周期G1/S期の動 的挙動に及ぼす影響を調査せよ! 1.標準条件の数値解析(正常な動的挙動) 2.DDS=0.0~0.01(0.001ごと)とし、 化学種濃度の動的挙動を比較 3.DDSが細胞周期G1/S期の動的挙動 に及ぼす影響を考察 4.生物学的知見に基づく考察(文献引用) 細胞周期G1/S期(2) • DNA損傷シグナル(DDS)とp21が、細胞周期G1/S 期の動的挙動に及ぼす影響を調査せよ! 1.標準条件の数値解析(正常な動的挙動) 2.DDS=0.0~0.003(0.001ごと)にて、 p21の合成速度を変更し、化学種濃度の 動的挙動を観測 3.DDSとp21が細胞周期G1/S期の動的挙動 に及ぼす影響を考察 4.生物学的知見に基づく考察(文献引用) 細胞周期G1/S期(3) • DNA損傷シグナル(DDS)とp27が、細胞周期G1/S 期の動的挙動に及ぼす影響を調査せよ! 1.標準条件の数値解析(正常な動的挙動) 2.DDS=0.0~0.003(0.001ごと)にて、 p27の合成速度を変更し、化学種濃度の 動的挙動を観測 3.DDSとp27が細胞周期G1/S期の動的挙動 に及ぼす影響を考察 4.生物学的知見に基づく考察(文献引用) 細胞周期G1/S期(4) • DNA損傷シグナル(DDS)と細胞増殖シグナル (MS)が、細胞周期G1/S期の動的挙動に及ぼす影 響を調査せよ! 1.標準条件の数値解析(正常な動的挙動) 2.DDS=0.0~0.003(0.001ごと)にて、 CycDの合成速度を変更し、 化学種濃度の動的挙動を観測 3.DDSとMSが細胞周期G1/S期の動的挙動 に及ぼす影響を考察 4.生物学的知見に基づく考察(文献引用) 細胞周期G2/M期(1) • DNA損傷シグナル(DDS)が、細胞周期G2/M期の動 的挙動に及ぼす影響を調査せよ! 1.標準条件の数値解析(正常な動的挙動) 2.DDS=0.0~0.01(0.001ごと)とし、 化学種濃度の動的挙動を比較 3.DDSが細胞周期G2/M期の動的挙動 に及ぼす影響を考察 4.生物学的知見に基づく考察(文献引用) 細胞周期G2/M期(2) • DNA損傷シグナル(DDS)とp21が、細胞周期G2/M 期の動的挙動に及ぼす影響を調査せよ! 1.標準条件の数値解析(正常な動的挙動) 2.DDS=0.0~0.003(0.001ごと)にて、 p21の合成速度を変更し、化学種濃度の 動的挙動を観測 3.DDSとp21が細胞周期G2/M期の動的挙動 に及ぼす影響を考察 4.生物学的知見に基づく考察(文献引用) 細胞周期G2/M期(3) • DNA損傷シグナル(DDS)とWee1のリン酸化が、細 胞周期G1/S期の動的挙動に及ぼす影響を調査せ よ! 1.標準条件の数値解析(正常な動的挙動) 2.DDS=0.0~0.003(0.001ごと)にて、 Wee1とWee1pの可逆反応速度を変更し、 化学種濃度の動的挙動を観測 3.DDSとWee1のリン酸化が細胞周期G2/M 期の動的挙動に及ぼす影響を考察 4.生物学的知見に基づく考察(文献引用) 細胞周期G2/M期(4) • DNA損傷シグナル(DDS)とp53が、細胞周期G1/S 期の動的挙動に及ぼす影響を調査せよ! 1.標準条件の数値解析(正常な動的挙動) 2.DDS=0.0~0.003(0.001ごと)にて、 p53によるpreMPF流入の抑制作用を 変更し、化学種濃度の動的挙動を観測 3.DDSとp53が細胞周期G2/M期の動的挙動 に及ぼす影響を考察 4.生物学的知見に基づく考察(文献引用) 課題(実験班)の決定 2名1組とした8班を決定します。 細胞周期G1/S期の数値解析 4班 細胞周期G2/M期の数値解析 4班 前回と同じメンバーになった班はない? BEST-KITの種々の機能を活用し、 細胞周期機構の数値解析(課題)を 実行してください! 参考文献 細胞周期G1/S期およびG2/M期の参考文献 (1~4:総説)を以下のサイトにおいております。 http://www.brs.kyushu-u.ac.jp/ ~hamada/japanese/CoreSemi/6.28/ http://www.brs.kyushu-u.ac.jp/~kazunari-i/coresemi/ よりふさわしい参考文献をお求めの場合は、 図書館のインターネットサイトからPubMed を用いて探してください。 総説に検索の手懸りがあります。
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