日本の地震分布 - Geoph, the University of Tokyo

日本の地震分布
2005年 五月祭
地球惑星物理学科
2005年5月の最新情報!
衛星
↓受信
地震波の情報
↓解析
震源の決定
↓
ドットマップ作成
震源の
ドットマップ
5月中に受信し
たデータを解析
すると、このよう
なドットマップが
得られました。
ドットマップは生きている
ドットマップをいろいろな
見方で解析すると、
日本付近の地殻の動き
が、いきいきと伝わって
くる!
1日単位の動き
1日でこんなに地震
が起こっている!
1週間単位の動き
全てのデータ
5月に取りためた
全ての地震の
データです。
日本付近のプレート境界
日本は、4枚のプレートの集合場所!
★特に関東では、
3枚のプレート
が重なりあって、
複雑な地震を起
こしています。
Newtonより転載
ドットマップから、プレートの境界が見えてくる!
ユーラシア
プレート
フィリピン海
プレート
北アメリカ
プレート
太
平
洋
プ
レ
ー
ト
地震の深さ
ドットマップを震源の深さ別に見る
それぞれの地域で、どのような種類の
地震が起こっているか、が分かる!
震源の浅い地震
内陸型(活断層などで起こる)
震源の深い地震
プレート内部が壊れて起こる
プレート境界の摩擦で起こる
深さ別表示
深さ (km)
0
20
40
80
150
400
700
浅い地震と深い地震に分けると
浅い地震
深い地震
中越
玄界灘
栃木
茨城
千葉
断層型地震の集中している地域
中越
鳥取
玄界灘
栃木・群馬県境
深さ 0-20km
活断層型地震
日本列島は東西から
押す力が働いているので、
力
北東-南西方向と
北西-南東方向に、
断層
断層が走っていることが
多い。
断層
北東-南西に走る断層の例
中越地震
2004年10月
23日に本震
が起こった後、
深さ10km、
長さ30kmの
範囲で余震
が続いている。
北西-南東に走る断層の例
福岡県西方
沖地震
警固断層
2005年3月
20日以降、
深さ10km、
長さ30kmの
範囲で地震
が起こって
いる。
東日本に注目!
太平洋プレートが
沈み込むにつれて、
震源が徐々に深く
なっているのが
分かります。
深さ (km)
0
10
25
40
80
150
400
700
太平洋プレートの
沈み込む様子
深さ (km)
0
10
25
40
80
150
400
700
プレート型地震の集中している地域
釧路沖
三陸沖
深さ (km)
0
茨城沖
10
25
40
茨城南部
千葉
80
150
400
700
関東の地下
茨城沖
茨城南部・千葉
Newtonより転載
茨城県南部
フィリピン海プレートと太平洋プレートが交差する
ラインに地震が多発している!
水戸気象台HPより転載
深さ 40-80km
Special Thanks
地球惑星科学専攻
井出 先生
今回使用したアンテナやパソコンなどを
地震研究所を通して貸してくださいました。
The End
ドットマップが生きている様子を
感じ取ってもらえたでしょうか?