プレートを使った「日食観察ツール」 部 2012年 5月12日 東亜天文学会 名古屋支 !太陽観察には安全に関する知識と工夫が必要です。 よく理解して、事故無くお楽しみください。 近年は、見える光の他に赤外線や紫外線も有害なので、これらもカットするメガネが必要といわれています。 書店などで売ら れている「日食メガネ」は、この性能を備えています。 光が非常に強いので、日常使うサングラスはまったく役に立ちません。 太陽を見るためのプレートを使った、簡単な観察器具の使い方や作り方をご紹介します。 実物サンプルを用意しましたので、 工作の好きな方は参考にして作ってみてはいかがですか。1分位を目安に目を休ませながら観察しましょう。 注意! お配りするプレートは、肉眼で観察するためのものです。 × 双眼鏡や望遠鏡の接眼部など、光が集まってくる所で使ってはいけません。 (1) 日食メガネを使い肉眼で観察する お配りする「プレート」は、そのままでも日食メガネとして 使用できます。 見る方の片目にプレートを当て、そのまま覗くと太陽が 赤っぽく見えるので、観察します。赤っぽいのは本当の 色ではなく、プレートの色です。 画用紙用の 小さめの穴 ×プレートを双眼鏡や望遠鏡の 接眼部で使わないでください。 !プレートを当てない方の目は 明けずに、手の平でおおったり してください。 (2) 厚手ボール紙 画用紙 プレート メガネ形 !スキマができたり、プレートが外れないように注意して作ってください。 ボール紙 画用紙 画用紙用の 小さめの穴 プレート ボール紙用の穴 ボール紙用の穴 (プレートの大きさに合わせる) プレートを2枚に切って メガネ形にする プレートをそのまま使う (2) オリジナル日食メガネを作ろう 右写真を参考にボール紙などで枠を作り、色を塗ったり してオリジナル日食メガネを作ろう。 外れないようにのりはしっかり付けて作りましょう。 本紙裏面に、実物サンプルを作った時のボール紙の大 きさを印刷しておきました。 ①プレートの大きさの穴を切り取ったボール紙を1枚作る。 ②少し小さい穴を切った画用紙を2枚作る。 ③プレートをはさむようにのりで貼り付けて完成。 プレートは少し硬いですがハサミで切ることができます。 2枚に切り分け、メガネ形の枠を作れば両目で観察でき ます。 (1)
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