発表日 担当課 担当者 連絡先 平成28年4月21日 教育庁教育指導課 田村 康雄 0852-22-6132 平成28年度島根県公立高等学校入学者選抜学力検査結果の概要 本概要は、平成28年3月8日に実施した学力検査における受検生の解答と得点状況を総括し、受 検生の学力の傾向を示している。なお、過去の平均点や得点状況のデータも参考として掲載している が、年度により問題の難易に差があるため、単純に経年比較することはできない。 資料1 結果の概要について 全受検者の得点状況及び受検生の約1割を抽出調査した結果に基づいて、全ての教科に共通 していえること ①基礎的・基本的な事項については中学校での学習の成果がうかがえ、概ね定着している。 ②題意を的確に読み取り理解する力や、論理的・総合的に考え、適切に処理・表現する力に 課題がある。 各教科ごとの問題別正答率や得点分布状況、中学校・高校からの調査結果等について、さら に細かく分析し、それをまとめた「平成28年度島根県公立高等学校入学者選抜学力検査の結 果と分析」を作成し、6月に各中学校・高校へ送付する予定である。 資料2 学力検査得点状況について <平均点について> ○5教科総合の平均点は253.1点 ○各教科の平均点 国語・・50.3点 社会・・55.2点 数学・・48.9点 理科・・46.0点 英語・・52.7点 資料3 得点分布について <各教科の得点分布について> ○国語については、60点台・70点台の得点者が減少し、30~40点台の得点者が増 加した。 ○社会については、昨年度とほぼ同様の傾向。 ○数学については、60点台・70点台の得点者が増加したが、10~20点台の得点者 は昨年度と変わらない。学力差が大きい。 ○理科については、昨年度とほぼ同様の傾向。60点以上の得点者が少なく、全体的に左 に偏った分布である。 ○英語については、90点台から20点台まで幅広く分布しており、学力差が大きい。 <総得点分布について> 平均点が下がり、300点台の層が減り、平成26年度とほぼ同様の分布になった。 問題の内容の程度や分量について各中学校・高校から寄せられた意見を参考にして、今後の問題作成 にあたりたい。
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