イノベーションと異文化マネジメント

イノベーションと異文化マネジメント
法学部政治学科3年
中谷 朱里
プロセスイノベーションとプロダクトイノベーション
<日本の強み>
プロセスイノベーション
研究開発プロセスや製造プロセス、物流プロセスなど
業務プロセスにおける革新的な改革
<日本の弱み>
プロダクトイノベーション
何らかの開発製品を開発すること
→技術が開発製品に結びつかない
プロダクトイノベーションの検討1
日本企業がプロダクトイノベーションに
成功するには何が必要?
「コンセプト作り」
コンセプトとは、市場の期待することと商品
の機能・性能情報が結合され融合されてい
るフレーズである。
→ここで必要なのは市場の期待(=ニーズ)へ
の取り組み方の見直し
プロダクトイノベーションの検討1
従来の日本では表面化したニーズに合うものを
つくるというのが主流であった。
⇔しかし、現代において、ニーズは潜在化して
しまっている。
⇒結果、ニーズを明確化することが出来なく
なってしまっている現状。
<これらを克服するために>
「世の中にまだ提起されていない市場への対
応」を優先し、自ら新たな市場を創造してい
ける製品を開発することが重要!!
コンセプト作りの成功例
ホンダは、新開発のグローバル・
スモールプラットフォームに、
新世代エンジン「i-DSI」を搭載
した1.3Lスモールカー「フィッ
ト」を発売した。「ロゴ」の後
継車で、トヨタ「ヴィッツ」に
対抗する世界戦略車。
広い室内空間、多彩なシート
アレンジ、斬新で個性的なスタ
イリング、世界最高水準の低燃
費(23km/L)、爽快な走りなど、
個々のユーザーの要求すべてに
一台で応える「パーソナルMAX
の具現化」をコンセプトに開発
された。
新しいニーズを自ら創造
することで、コンセプト作り
を成功!!デスバレーを
克服。
まとめ・問題提起
コンセプ
ト作りの
成功
デスバ
レーの克
服
イノベー
ション創
出
競争優位
の獲得
つまり、日本企業がイノベーションを創出し、
競争優位を獲得するために克服すべき課題は
「世の中にまだ提起されていないような市場を
創り出すコンセプトの創出」である。
日本に必要なものとはコンセプトの創出云々の
前に人材なのではないか。