序章 文化的多様性とイノベーション ② 質問、問題提起、コメント 平成二十一年十月六日発表 06AM420C 川本宇天 ②-1 質問 • イングランド・プレミアリーグの例を用いて(p6 ~)、「多様性」の成功と「多様性」の重要性が 書かれていたが、サッカーに関してはゴール が明確である(敵に勝ち、優勝すること)。 では、企業に関してのゴールは様々であると 思い、このサッカーの例が企業においてはど う発展出来るのかを知りたい。 ②-2 問題提起 • 日本が戦後、高度経済成長を実現することが出来 た大きな要因として、「国益」という「愛国心」を一人 一人もっていた点がしばしば挙げられる。 現代において、日本以外の政治家や経済人は、「国 益」を常に考えている(中国における仏国企業のカ ルフール事件や地球温暖化対策)。 「グローバライゼーション」といわれる状況であるもの の、「国益」より重要な価値観が果たして存在するの か。 又、「国益」を第一とする先進国の思想に対し、如何 に新たな価値観を示すのか。 ②-3 コメントⅠ • 「いまや人類社会は、好むと好まざるとにかかわら ず、「グローバライゼーション」(地球化)の時代に突 入しており、このような大状況の中では、ますます 「私は何ものであるか?」というアイデンティティーが 重要なファクターとなってきます。」 李登輝 『「武士道」解 題』小学館 • 「これからの感性型企業というのは、日本のオリジ ナリティーと伝統が生かされ~日本型というオリジナ リティーで、世界からある意味の敬意を表されるよう な日本型のブランドづくり、企業づくり」が大切である。 福原義春 『感性型企業の道』平成五年六月 ②-3 コメントⅡ ⇒様々な価値観が横行する二十一世紀において、普 遍的価値観を考える必要がある。 そのためにも、まずは自国の「ナショナリティ」(民族 精神)を強化し、そうすることによって、他国との「違 い」が、よりはっきりと現れるのではないか。 企業は、現地の民族性を体験してから進出すべきで あろう(中国の例)。 互いを尊重するという点においても、現地によって社 是を変化する必要があるのかもしれない。
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