イノベーションと異文化マネジメント

イノベーションと異文化マネジメント
第Ⅰ部 日本企業のイノベーション戦略
第1章 競争優位の源泉を追う
社会学部2年 黒田いちご
コメント
 イノベーションとは、消費者の需要とすり合わせ
が出来たときに起きるものである。
 これから必要な力は、消費者の需要の変化に
対応することではなく、飽和した市場のなかで、
消費者の需要を自ら作りあげていくイノベー
ション創出力である。
質問1
 PP.22
L13で「分析型戦略論でいう『戦略』など
考えていないような日本企業が家電や自動車
をはじめとする産業で米国市場を侵食し、米国
企業を窮地においこむ」とあるが、そこに学習
理論が適合的と言われたのはなぜだろうか。こ
の説明だけでは根拠が足りない気がする。
→国際市場においてそのように見えるだけで
あって、戦略なしに市場に飛び込むというような
ことはないのではないかと感じた。
質問2
 なぜ学習理論はなくなったのか
→本書の、今まで提唱されてきた理論を完全
に否定して新たな理論を唱える書き方や、
競争ルールの変化により適応されなくなった、
ということだけでは、なぜ学習理論がなくなっ
てしまったのか納得がいかない。
学習理論で唱えられている「競争環境の分
析」をしつつ、イノベーションを創出すること
によって競争優位の源泉が得られるのでは
ないのだろうか。
問題提起
 日本企業がイノベーション創出力を大きく
するためにすべきことは何なのであろうか。