6 校務の情報化 1.校務の情報化とは この項目のねらい 何のために「校務の情報化」を行うのか(目的・ 意義・イメージ)を理解する。 校務の種類と「校務の情報化」の対象範囲につ いて理解する。 校務の情報化の目的 (1) 業務の軽減と効率化 (2) 教育活動の質の改善 (3) 保護者や地域との連携 (4) 情報セキュリティの確保 公務の情報化の意義 年々、学校の事務量が増加 ICTを活用して校務を電子化 様々な教育的効果が得られます! 文書を電子化する ⇒書き直し・転記が不要 ⇒多人数でデータ共有 ☆ネットワークを活用した 即時・遠隔地でのデータ交換 業務の軽減と効率化 業務の軽減と効率化 教職員の多忙化を解消 時間的余裕が生まれる 教員の本務である子ども達への教育活動に充てる 教育活動の質の改善 児童生徒への教育の質の改善 学校経営への改善につながる 学校からの情報発信 電子メールやWebページによる情報発信 学校の取り組みを家庭や地域に発信 保護者や地域との連携 お互いが協力して教育活動に当たる体制づくり (1) 保護者との情報共有の促進 Web ページや電子メールなどを使って, 学校の理念や教育方針,教育活動の 内容などを情報発信することにより保護 者との情報共有が促進されます。 (2) 児童生徒や地域の安全・安心の確保 不審者情報などを保護者にメール配信 情報システムを活用することにより児童 生徒や地域の安全・安心の確保が図れ ます。 (3) 地域への情報公開 Web ページなどの情報公開ツールを活 用し,地域へ情報公開することにより 「開かれた学校」を実現できます。 情報セキュリティの確保 情報の流出や紛失が大きな社会問題 原因: 私物コンピュータの持込み USBメモリ等による持ち出し。 校務の情報化の一環として,セキュリティの確保 された安全なサーバを構築し,情報を一元管理 できるようにすれば,このようなリスクを大幅に 軽減することができます。 「校務の情報化」のメリット ① 事務時間の減少や効率化 ② 教育活動や学校運営の改善 ③ 「開かれた学校」の実現 保護者・地域住民の協力体制 ④ 安全な情報セキュリティ対策 など,さまざまな恩恵を受けることが できるのです。
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