PowerPoint プレゼンテーション

5月18日-1 2上世法⑴ 律令法の継受と法の体系
現代っ子の君は
神意を感じるか?
• 感じる 95%
vs ごく少数
• 例えば・・・・
トンカツ キットカッツ ヒゲ (ジンクス)
宝くじ サイコロ
←賽の目・山法師・賀茂川の水
(1000年前 白河法皇の嘆き)
5月11日のまとめにかえて
人々が神々とともに生きた時代
原始法 から氏族法へ
神々の時代から人々の時代へ 神々のたそがれ ?
預言・神託 ⇨ ⇨呪術(鬼道) 不文の制定法
原始共産社会⇨ ⇨保護と奉仕
支配と服従
のり・つみ・はらえ
権力の誕生
儒教の伝来
このような時代を私たちは縄文・弥生時代という
弥生時代トピックス(スクラップは後ほど)
2上世法⑴
律令法の継受と編纂
1 律令法の継受とその時代
⑴ 上世の時期区分
①前期(603~702)
大化改新を中心とする律令編纂期
推古天皇11年
冠位十二階の制定 憲法17箇条?
大小の徳・仁・礼・信・義・智(色別)
皇極天皇4(=大化元)年 大化改新
大化2年正月 改新の詔 (於難波長柄豊碕宮)
大化5年
冠位十九階の制定
⇦儒教 (修身→斉家→治国→平天下) の影響
⇨王土王民思想
木簡→郡評論争
2 上世法⑴
律令法の継受と編纂
②中期(702~810) 奈良時代を中心とする律令全盛期 ?
大宝元年 大宝律令の制定
同 2年 施行 改新の詔の理想を一応達成
養老2年 養老律令制定 (施行は天平勝宝9)
723 同 7年
墾田三世一身法
743 天平15年 墾田永代私財法
792 延暦11年 軍団制の廃止
⒜ 公地(口分田を基礎とする班田収授法)
⒝ 公民(戸籍を基礎)
⒞ 租庸調を財源 +雑ヨウ
⒟ 天皇親政の中央集権国家体制(律令官僚制・太政官政治)
2 上世法⑴
律令法の継受と編纂
③後期(810~967) 平安時代前半の律令衰退期(=転換期)
口分田の班年の延長・遅延
⒜⒝⒞の弛緩・実行不能
弘仁元年:蔵人所の設置 側近政治=公私混淆の開始
令外官の創出 古代の行政構造改革?
⒟ 官僚機構の変質
あ
と
☜ で
見
よ
う
2 上世法⑴ 律令法の継受と編纂
⑵ 律令法の継受と日本的展開
①政事(=祭事)から政治へ
②日本的習俗(=アニミズム?)
から中国型儒教社会へ
③京城と都市貴族の誕生
④隠れた日本型への回帰
⑤律令法から格式法へ
法典と法令(集)
・・・・・律令法の黄昏・・・・
藤原京
中世・近世国家の枠組みに注意
⑧明治維新時の復活←変形して明治まで続く
2 上世法⑴ 律令法の継受と編纂
2 律令編纂の4段階
⑴近江令 (22巻)
668天智7年 制定(程なく施行)
←唐太宗 貞観令
668〔弘仁格序〕*至天智天皇元年制令廿二巻、
世人所謂近江朝廷之令也 (制定)
671〔書紀 天智天皇10〕
春正月甲辰、東宮皇太弟 奉宣、施行冠位法度之事、
大赦天下、
(施行)
← 野に遊ぶ額田王と天智・天武
2 上世法⑴ 律令法の継受と編纂
⑵ 浄御原きよみはら令 (22巻)
681 天武10 編修開始(完成時不明) 飛鳥浄御原令 ・天武令
689 持統 3 施行
←唐高宗 永徽律令
〔書紀 天武10〕 (略) 朕今更欲定律令改法式、故倶修是事 (制定)
〔書紀 持統 3〕 六月庚戌(=29日) 班賜諸司令一部廿二巻 (施行)
キトラ古墳
壁画の美
東アジアの「きずな」
奈良 キトラ古墳
古代中国の想像上の動物
「四神」
南方に朱雀 東方に青龍
西方に白虎 北方に玄武
中国の配置を日本化
キトラ
玄
武
キトラ
朱
雀
キトラ
青
龍
キトラ
白
虎
キトラ
天
文
図
キ
ト
ラ
修
覆
高
松
塚
壁
画
高松塚壁画
(飛鳥?の女性)
2 上世法⑴ 律令法の継受と編纂
⑶大宝律令 (律6巻・令11巻)
701 大宝元年制定、翌年施行
700 〔続紀〕文武天皇4.3.15
詔諸王臣読習令文、又撰定律条(着手年不明、撰定途上)
701 大宝元.3.21 始依新令、制官名位号 (略) 始停賜冠、易以位記、
8. 3(略) 撰定律令、於是始成、大略以浄御原朝廷為准正、
元.10.14 頒下律令干天下諸国、
⑷養老律令 (律令各10巻)
718 養老2 編修開始 2~3年後に一応完成
757 天平勝宝9 施行