LOHASブームの 歴史と実態 History and the realities of

LOHASブームの歴史と実態
History and the realities of “Lifestyles Of
Health And Sustainability” boom
鈴木 優(Suzuki Yu)
(指導教員:関谷直也)
LOHASの歴史
社会学者ポール・レイによる市民層の価値観の
調査
新しい価値観の市民層の発見、「カルチュラル・
クリエイティブ 」と名づける
「カルチュラル・クリエイティブ」をターゲットにし
たマーケティングコンセプト=「LOHAS」
日本のLOHASの特徴
メディアで紹介⇒オシャレなイメージ⇒「新しいライフ
スタイル」の象徴
定義があいまい⇒どんな商品でも売り文句として使
える⇒マーケティングで使いやすい
「高学歴・高収入」⇒エコやスローライフに興味を持
ちやすく、商品購入に繋がりやすい
エコロジーでは心理的負荷がかかる⇔LOHASなら
心理的負担が低くく、エコロジーに「カッコイイ」とい
う付加価値が加えられる
LOHASブームの仕掛け
ソトコトの表紙から見るLOHAS
シンプルではあるが、デザイン性が高くオシャレなイメージを前
面に打ち出している。
LOHASが浸透してからのソトコト
白地に「LOHAS」のイメージを一新
近年注目されている言葉を使用する
「ソトコト」以外のメディアでのLOHAS
「ソトコト」から影響されたLOHASの印象
結論
マスメディアによって「かっこいい」「おしゃれ」という
イメージがついた
定義があいまいだったことでメディアは「何でもLO
HAS」として表すことができた
↓
LOHASブームはメディアによって作られた
LOHASブームに対する4つの批判と考察
1.
2.
3.
4.
LOHASの定義の不明確さ
『ソトコト』自体がLOHASでない点
LOHAS関連商品の値段の高さ
NPO法人によるLOHASビジネス化
↓
LOHASブームは「作り上げられたブーム」
であるため内容が伴っていないのではないだろうか?