統計学II(秋学期) 統計学I(春学期) データのまとめ(分布、指標) 確率 確率変数と確率分布(二項分布、ポアソン分布、 指数分布) 統計学II(秋学期) 確率変数と確率分布(一様分布、正規分布、同 時確率関数) 標本分布 母数の推定 仮説の検定 野田新内閣支持率の世論調査 ( 2011年9月2日新内閣発足) 調査主体 調査日 支持率 標本 サイズ 朝日 9/2~3/2011 53% 1000 ? 電話RDD 毎日 9/2~3/2011 56% 1000 ? 電話?RDS ? NHK 9/2~3/2011 60% 1087 電話RDD NNN 9/2~4/2011 60% 1008 電話RDD 共同 9/2~3/2011 63% 1000 ? 電話RDD ? 読売 9/2~3/2011 65% 1000 ? 電話RDD ? 日経 9/2~3/2011 67% 1000 ? 電話? RDD ? 平均 調査法 60.6% 注) 「? 」は記述が無いため、日本世論調査協会への過去の報告に 基づいた推測。RDD/S = Random Digit Dialing/Sampling. 輿論 ⇒ 世論 (よろん) (よろん/せろん) 全数調査 全国の有権者数 = 1億人強 (人口の約8割) 時間…内閣発足直後の24時間程度 ×不可能 不支持 費用…大 △非現実的 支持 標本調査(一部調査) 緊急世論調査 …1000人を目標 (例:関東圏のTV視聴率調査 600世帯) 正確な全体のミニチュア化 × 全体(母集団)の情報が必要 不支持 無作為抽出 ○全体(母集団)の情報は不要 支持 △精度 不正確→正確 (標本サイズ→大) 無作為抽出標本の標本支持率 標本サイズ n p = 60% n = 1000 σ = 1.6 pt 標本割合 ^ p 66% 64% 62% 母集団割合 60% p 58% 標本割合 56% 54% pˆ ^ p ε 標本抽出誤差 p (1 p ) ε ~ N (平均 0, 分散 ) 標本抽出誤差 正規分布 n 2つの標本割合の差の確率分布 標本サイズ nB 標本割合 ^ (例80%) p 標本サイズ nA 標本割合 ^ pA(例60%) B p = 60% nA = nB= 1000 σ = 2.2 pt 8 6 4 2 0 -2 -4 標本割合の差 -6 -8 pˆ A pˆ B ^ ^ (pA - pB )×100 1 1 ~ N (平均 0, 分散 p(1 p)( )) 正規分布 n A nB 支持率の差が開く確率 差がそれ以上 開く確率値 朝日 毎日 NHK NNN 共同 読売 日経 NHK 朝日 毎日 共同 読売 日経 NNN 53% 56% 60% 63% 65% 67% 53% - 17.8% 0.2% 0.0% 0.0% 0.0% 56% 17.8% - 7.0% 0.1% 0.0% 0.0% 60% 0.2% 7.0% - 16.8% 2.1% 0.1% 63% 0.0% 0.1% 16.8% - 35.1% 6.1% 65% 0.0% 0.0% 2.1% 35.1% - 34.5% 67% 0.0% 0.0% 0.1% 6.1% 34.5% - 背景が赤橙色のマスは、稀にしか起きない統計的に大きな差。 統計的結論 各社の支持率推定値は、 より低い方とより高い方の最も近い推 定値以外とは 統計的に有意な差を持つ(P<0.05)。 したがって調査方式または集計方式 に、何箇所かの(不適切に)異なる部 分を持つ可能性が極めて高い。
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