口腔保健領域 6 口腔保健 口腔保健領域の代表目標項目(5) むし歯の予防に関する代表目標項目(2) ・ 3歳児におけるむし歯を持たない者の割合の増加 ・ 12歳児における1人平均のむし歯の本数の減少 歯周病(歯肉炎・歯槽膿漏)及び歯の喪失の予防に関する代表目標項目 (3) ・ 中年期(45~64歳)における24歯以上有する者の割合の増加 ・ 高年期(65歳以上)における20歯以上有する者の割合の増加 ・ 成人の喫煙率の減少 <再掲> 口腔保健領域 今後の取り組むべき課題と施策 ① 幼年期(1~4歳)及び少年期(5~14歳)のむし歯の予防 ② 青年期以降(15歳~)の歯周病(歯肉炎・歯槽膿漏)及び 歯の喪失の予防 ③ 高年期(65歳~)の口腔機能の向上 ④ 8020運動の推進強化 口腔保健領域 8020運動を知っていますか 80歳になっても自分の歯を 20本以上保とうという運動 口腔保健領域 残存歯数が20本以上の者の割合(岩手県) 割合(%) 平成18年度岩手県健康調査 93.9 女性 男女計 20.0 18.8 22.4 31.4 20 27.3 36.5 50.7 40 49.0 52.6 71.6 60 74.0 男性 69.0 93.9 80 94.0 100 0 40~49歳 50~59歳 60~69歳 年齢階級 70~79歳 80歳~ 年齢階級 85- 80-84 75-79 8020推進財団「永久歯の抜歯原因調 査」 その他 70-74 65-69 矯正 60-64 55-59 破折 50-54 45-49 歯周病 40-44 35-39 30-34 う蝕 25-29 20-24 割合(%) 15-19 -14 口腔保健領域 抜歯主原因の割合 無効・無回答 100 80 60 40 20 0 口腔保健領域 噛む8大効用 「ひみこの歯がいーぜ」 ひ み こ の は が い ぜ 肥満を防ぐ 味覚の発達 言葉の発音がはっきり 脳の発達 歯の病気を防ぐ がんを防ぐ 胃腸の働きを促進する 全身の体力向上と全力投球 口腔保健領域 しっかり噛んで食べていますか しっかり噛んで食べると・・・ 早食いを防止し、 満腹感が得られや すくなるため、食 べ過ぎ・ドカ食い を防止します よく噛むことで視 床下部からホルモ ン(神経ヒスタミ ン)が分泌され、 食欲を抑制します よく噛むことで交 ゆっくり、よく味 感神経が刺激され、わうことになり、 代謝が活発になっ うす味、少量でも て消費カロリーが 十分な満足感が得 増加します られます 肥満の解消・予防 まずは、いつもより5回多く 噛むようにしましょう。 目標は1口30回噛むことです。 口腔保健領域 喫煙が口腔に及ぼす影響 タバコは、煙が口の中を最初に通過するため、口腔がん以外 にも次のような種々の病気や症状の原因となります。 歯周病、歯肉の色素沈着、白板症、口内炎、 黒毛舌、歯の色素沈着、歯石沈着、根のむし歯、 口臭(タバコ臭)、味覚の減退 など また、妊婦の喫煙は子どもの口唇口蓋裂の発生を高めます。 口腔保健領域 <歯周病> 歯肉が腫れ、歯の色素沈着や 歯石沈着もみられます。 <歯の色素沈着と歯肉の色素沈着> 歯にはタバコ色素の沈着が、 歯肉にはメラニン色素の沈着 がみられます。 口腔保健領域 セルフケアとプロフェッショナルケア ・口の中のセルフチェック ・歯磨き、歯間清掃 ・フッ素によるむし歯予防 ・好ましい食生活 ・禁煙 ・定期的な歯科健診の受診 など プ ロ フ ェ ッ シ ョ ナ ル ケ ア セ ル フ ケ ア 8020の 推進 歯科医師による ・定期的な歯科健診 ・歯科保健指導 (歯磨き指導、食生活指導、 禁煙支援など) ・歯の専門的クリーニング など 口腔保健領域 県民の皆さんに心がけて欲しいこと 生涯自分の歯で食 事を楽しむため に! ☆ 乳幼児の仕上げ磨きを習慣に! ☆ フッ素によるむし歯予防法を利用しましょう! ☆ 甘いおやつや飲み物は1日2回以下に! ☆ 歯間清掃用具(フロス、歯間ブラシ)の活用を習慣に! ☆ 定期的に歯科健診を受けましょう!
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