むし歯・歯周病 は こうやってできる! むし歯 の すすみ方 歯とまわりのしくみ 歯冠部 口の中に生えている歯 は、ほんの一部です。 歯根部 歯の根の部分は、 あ ごの骨にしっかりとうまっ ています。 むし歯のすすみ方 ① エナメル質にむし歯 が発生した状態! 痛みはまだ感じない むし歯のすすみ方 ② むし歯が象牙質まで 進んだ状態!! 冷たいものが しみるようになる むし歯のすすみ方 ③ むし歯が神経にまで 進んだ状態 !!! ズキズキ 痛むこともある! むし歯のすすみ方 ④ 目に見える部分が ほとんどなく 歯の根だけ 残った状態 !!!!! 痛みはなくなることも あるけれど、 根の先にウミがたまる 場合もある!! 歯周病 の すすみ方 歯を失う原因となる「歯周病」 こんな症状ありませんか? □ ①歯ぐきから出血する。 □ ②口臭がするようになった。 □ ③口の中がネバネバする。 □ ④歯ぐきが腫れている。 □ ⑤歯ぐきから膿が出る。 1つでも あてはまるな ら危険です! □ ⑥かたい物を噛むと痛い。 □ ⑦歯がグラグラする。 □ ⑧歯ぐきが下がって歯が長く見える。 □ ⑨歯と歯の間の隙間が大きくなり、物がはさまりやすくなった。 健康な歯肉はこう! 歯ぐきはきれいなピンクで、歯と歯の間はとがっています。 「歯周病」のすすみ方① 歯みがきなどの手入れを怠ると、歯垢や歯石がたまっていきます。 「歯周病」のすすみ方② 歯肉炎 すると・・・ そこが歯周病を引き起こす細菌のすみかとなって、歯肉が腫れてきます。 「歯周病」のすすみ方③ 歯肉炎 「歯肉炎」が起こると、さらに食べかすや細菌がたまりやすくなり、 歯を支えている骨を溶かしていきます。 「歯周病」のすすみ方④ 歯周病(軽度) 「歯肉炎」が起こると、さらに食べかすや細菌がたまりやすくなり、 歯を支えている骨を溶かしていきます。 「歯周病」のすすみ方⑤ 歯周病(中等度) そして、どんどん症状が悪化し・・・・ 「歯周病」のすすみ方⑥ 歯周病(重度) 最終的には歯ぐきが下がって、こんなひどいことに! 健康な歯ぐきとは こんなに違います 歯周病(重度) 健康な歯ぐき さらに進むと・・・ 歯周病(重度) 骨が歯を支えきれなくなり・・・・ さらに進むと・・・ !!! 歯周病(重度) ついには、抜け落ちてしまいます。 これは奥歯を横から見ています。 奥歯を横から見た図 歯を1本失うと・・・ 奥歯を横から見た図 歯を1本失うと・・・ 驚くことに、2本の歯が不安定になってしまいます。 奥歯を横から見た図 歯周病にならないために ①早期発見・早期治療 歯みがき+歯科での定期的 なチェックが望ましい! 歯みがきだけではとりきれ ない歯垢・歯石は歯科で。 ②プラークコントロール(歯垢の管理) ③よく噛んで食べる ④生活習慣の改善 よく噛むと唾液がたくさん 分泌されて、細菌を洗い流 す効果が高くなります。 栄養バランスの取れた食事は大切! また、喫煙は歯周病リスクを高めます。 適度に運動をし、しっかり睡眠をとり、 体の抵抗力を落とさないことも大事。
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