ねらい・目標・指標と 効果測定 効果・効率と信頼を高めるために IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 川北 秀人 http://blog.canpan.info/iihoe/ 事業も組織も、手段にすぎない! 例:日本財団の福祉車両助成 移動に支援が必要な方たちの 成果(アウトカム) 生活品質(QOL)の向上 目標 →特定集落での定住継続率 = 実現する状況 →節減できた負担、生んだ価値 利用者:属性、目的、頻度 2次的な行為 走行距離 (アウトプット)目標 協力者:数(運転、資金など)、 = 波及的な効果 機関数(場所・機能の提供) 1次的な行為 助成(=全国で利用)される (アウトプット)目標 車両の台数 = 初期的な効果 私たちを待つ人は、 どこに、どれだけいるか? その人々にいつ、 どのように届けるか? 私たちはそれを刻んだ上で、 今日の活動を始め、 終えているか? 子どもがいる現役世帯の相対的貧困率 (全世帯所得中央値の50%未満、2000年代半ば) 全体 世帯に大人1人 大人2人以上 12.5% 58.7% 10.5% 日本 7.9% 2.8% スウェーデン 3.6% 6.9% 19.3% 5.8% フランス 8.9% 23.7% 6.1% イギリス 9.2% 26.7% 8.1% 韓国 13.2% 41.5% 8.6% ドイツ 14.3% 25.6% 14.0% イタリア 17.6% 47.5% 13.6% アメリカ 30.8% 5.4% OECD平均 10.6% 顧客をひとくくりにしない!→群ごとの最適化を 例:「孤」育て予防のための親子芸術プログラムの場合 優先順位の高い 顧客群(既存/総数) その顧客群の 主な課題 目標と今後の方針 目標:80% →スキルアップ講座(A会) ① 県外出身の有職 ・所得 ・家事 →託児ボランティア派遣? シングルマザー (◇十人?/〇千人) ・子の進路+費用 →進学相談(教委・財団) →お試し体験+継続割引 ② 県外出身の無職 ・子の進路 シングルマザー (△十人?/□千人) ・芸術の効果? ③ ④ ⑤ 目標:65% →OB・OG懇談会(B会) →説明会(NYC調査) NPO・SEは「1歩先の視野・半歩先のプログラム」 中間支援は「2歩先の視野・1歩先のプログラム」 支援者・協力者 受益者・利用者 (市民・企業・行政) (ひと・動植物・自然環境) 「課題解決や理想実現を 支援・協力したい!」という意思と 資源(人材、資金、物資、施設、 情報、権限、・・・) 過去・現在・近未来の ニーズ ニーズに効果を生む 合理的なプログラム 現場の過去・現在・未来の ニーズを見据えた、 効果を生む事業と 組織づくりの支援 中間支援機関 受益者・利用者の 過去→現在→近未来の ニーズに、効果を生む 合理的なプログラム 効果を生む 事業&組織づくり 事業系NPO・SE ニーズをどう「しらべる」か? しらべる(research) = かぞえる(count) + くらべる(compare) + たずねる(ask) + さがす(search) → 仮説を検証し続ける! 詳しくは、ぜひ「NPOマネジメント」第49号 特集 「ニーズを共有するために、調べる手法・伝える手法」を てこの原理で社会を動かすなら、 「薄書」でいいから、白書を出す! 基本的な構成は、 第1章 状況の概観 第2章 特集 第3章 主な問題点と原因・背景 第4章 取り組みの事例集 第5章 今後の見通しと対策の提案 →詳しくは、ぜひ「NPOマネジメント」第57号 参照 その困りごとは、 課題か、与件か? 課題は、 目標と現実との差。 その差をどう埋めるか? 例:少子化←「産みたいけど産めない」 与件は、まぁ、個性として、 あきらめつつ、付き合い続ける。 例:多老化→元気に活躍してもらう! 課題とは、目標・理想と成果・現実との距離 → 目標が抽象的だから、課題が不明確 目標・理想 ↑ 課題 ① ・・・・・ 課題 ② ・・・・・ 残されたお題は何か? なぜできなかったのか? ↓ 成果・現実 原因と結果との間に、因果関係はあるか? その「原因」が解消したら、 困った「現象」は再発しないか? 本当に足りないものは、何か? それは細分化すると、 何と何と何か? →プロジェクトマネジメントの基礎は、 目標の細分化!! 目標はSMARTに! Specific(具体的に) → いつまでに、なにが、どれだけ? Measurable(測定可能で) → 量的に把握できる Attainable(がんばれば実現可能で) → 今のチカラの115%ぐらいで Reasonable(合理的で) → 組織の理念・設立趣旨に合致しているか? Traceable(検証可能な) → 進捗も成果も課題も確認できるか? ねらい、目標、指標、効果測定?(~20:42) ねらい 目標 定款に忠実に! 実現すること? 指標 かぞえる くらべる たずねる 効果測定 手法・時期? 最も重要な事業について、目標・指標を決める(~21:10) ねらい 目標 定款に忠実に! 実現すること? 事業名:・・ 主な内容:・・ ■ ■ ■ ■■ ■ ■ ■ ■■ 指標 かぞえる くらべる たずねる ■ ■ ■ ■■ ■ ■ ■ ■■ 効果測定 手法・時期? ■ ■ ■ ■■ ■ ■ ■ ■■ ご発表から ねらい 目標 指標 市民の協働性 自治が根付く社会 祇園祭ごみゼロ 市民の力で実現 世界に誇るモデル 宵山期間:測定 R食器使用の負荷 Vo数、市民の反応 参加団体 主体性 他都市調査 持続・自立した活動 ※区別の重点課題 課題変遷を見越した 地域課題追う団体 活動団体増 課題深刻度把握 白書・しくみ・提言 ※重点課題団体→ 誰もがあたりまえに 日常生活の全場面 新福祉社会創造 できない→できる 主力:家族→非家族 賃金:低→高 ※賃金? 養成講座参加者数 関与者数 子どもが新しい価値 機会に恵まれない 発見 子が参加できる 集団活動の契機 安全性担保 高次機会参加意欲 他団体機会参加度 初回参加者数 適切な判断 居住地別参加者数 希望と誇りを創造す る若者 課題解決挑戦機会 教職員啓発 ※非家族介護時間 ※学生:志向・能力 機会の質? 効果測定 実測(昨年実績も) 実測 ヒアリング ※仮説検証! 自主財源率、人材
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