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顧客獲得
顧客獲得とは
顧客獲得:
顧客の初回購買と同様に、その購買前後における
他の非購買を含んでおり、顧客が最初に反復購買
するときにまで及んでいるプロセス。
顧客獲得とカスタマー・エクイティ
t期に獲得した顧客が
t期にもたらす粗利益
t期に獲得した顧客の
カスタマー・エクイティ
+
t期に獲得した顧客が
t期以降に維持されて
もたらす価値
獲得顧客数をあげるには
• 市場規模の拡大
• 獲得投資を上げる
• 獲得顧客あたりのコストを下げる
• Lead Productの活用
• 獲得価格を下げる
• プロモーション
獲得率とコスト
獲
得
率
ターゲティング後
ターゲティング前
獲得支出
獲得価格と維持価格
獲得価格
顧客の期待
反応
維持価格
顧客獲得の法則
法則1:顧客獲得への投資は限界顧客エクイティが0
になるまで行なう。
顧
客
エ
ク
イ
テ
ィ
顧客獲得投資額
顧客獲得の法則
法則2:獲得した顧客が増加するに連れて獲得率は低
くなる
反
応
率
獲得した顧客
顧客獲得の法則
法則3:顧客維持による収益が大きいほど、企業の獲
得投資は大きくなる。
法則3:初期顧客獲得投資の中で第1期に回収できる
割合が高いほど、顧客獲得投資は大きくなる。
顧客獲得投資選択マトリックス
潜
在
的
な
顧
客
維
持
の
収
益
性
高
い
全速力
大物の狙い撃ち
低
い
ほどほどの成果
撤収/再構築
短期
長期
顧客獲得投資回収期間
顧客獲得戦術(ACTMANモデル)
満足
ポジショ
ニング
製品・サービ
スの期待
製品・サービ
スの経験
価値
ターゲット
設定
認知
トライアル
価格
導入価格
設定
価格への
期待
再購買
顧客獲得戦術(ACTMANモデル)
1.
ターゲットの設定
2.
認知率の向上
3.
顧客獲得のための価格設定
4.
トライアル
5.
使用経験と満足
6.
長期にわたる価値の創造
ターゲットの設定
• ターゲティングに関する2つのエラー
– Type I error :反応率の高い潜在顧客をターゲットにしな
い。
– Type II error:反応率の低い潜在顧客をターゲットにして
しまう。
• ターゲティング手法
– プロファイリング法
– スコアリング法
– ロジスティック回帰分析
プロファイリング法
• 現在の顧客のデモグラフィック情報と収益性に関す
る情報を収集する。
• 購買データと心理データを追加する。
• 優良顧客、不良顧客、および未購入者を識別できる
変数を探し出す。
• 最もポテンシャルが高い見込み客を発見するため
に、これらの変数を利用する。
ロジスティック回帰
顧客iの反応変数(1、0)
顧客iの属性変数

顧客iの反応確率
認知率の向上とポジショニング
• 認知率の向上
– メッセージの決定
– メディアの決定
• ポジショニング
– ポジショニングのコンセプトの明確
– ポジショニングの伝達
顧客獲得のためのデータベース
1.顧客プロファイル・データベース
データ要素
内部/外部
ソース
の区分
データソース
顧客販売ポテンシャル
外部/内部
外部機関データ、販売部門、マーケティング・リサーチ部門
顧客特性
外部/内部
外部機関データ、販売部門、マーケティング・リサーチ部門
カスタマー・エクイティ
内部
会計部門、マーケティング・リサーチ部門
組織構造
内部
販売部門、マーケティング・リサーチ部門
主たる影響者
内部
販売部門、マーケティング・リサーチ部門
仕様決定者
内部
販売部門、マーケティング・リサーチ部門
競合製品
外部/内部
販売部門、マーケティング・リサーチ部門
顧客態度
内部
マーケティング・リサーチ部門
顧客獲得のためのデータベース
2.コーザル・データ
データ要素
内部/外部
ソース
の区分
データソース
客あたりの訪問回数
内部
販売員の訪問レポート
製品・サービス
内部
マーケティング部門
売価
内部
会計部門
SP
内部
マーケッティング部門