高熱放射フィラー (Rad-1) について エス・ジー・ケイ有限会社 [A] 高熱放射フィラー(Rad-1)の特長 熱放射率 ε=0.97 と極めて高い 完全黒体の熱放射率 ε=1 に近い 熱伝導率 λ=170W/mK 熱放射能 → Q(w/㎡) 熱放射率 → ε 物体温度(k) →T 周囲温度 → Ta (k) Stafan-boltzman定数→ σ=5.67×10-8 w/㎡K4) - Q=εσ(T4 Ta 4)の熱放射を行い、物体温度を下げる。 物体温度が63℃のものを10℃下げ53℃にできる。 [B]各素材の熱放射率:Σ 熱放射率 欠点 低すぎる グラファイト 0.2 0.71 比較的低い すす 0.95 高いが発火の危険性 紙 0.96 0.96 同上 アルミニウム アスベスト 硝子(ガラス) 公害あり 比較的低い 発火の危険性 ゴム 0.75 0.9 0.94 ラッカー 0.8 発火と劣化 シリカ 0.8 0.97 比較的低い 木 当社のRad-1 劣化する 燃えず、劣化せずεも高い [C] Rad-1の応用法 1、太陽電池の冷却 ①バックシートの裏面に貼り付けると、太陽電池の温度が低下する。 (例) 貼り付ける前 貼り付けた後 太陽電池 太陽電池 熱放射小 63℃ 10℃低下 53℃ 20μの Rad-1フイルム を貼り付け 熱放射大 ②太陽電池の温度が10℃低下すると。 (イ) 結晶 Si・PV では 0.45%/℃ ×10℃ = 4.5% (ロ) タンデム薄膜 Si・PV では 0.35%/℃ ×10℃ = 3.5% 発電効率が向上する! [C] Rad-1の応用法 2、太陽電池の発電効率の向上について・・・ ① 発電効率を 1% 向上させるのに、今まで10年かかっている。 ② PVの温度を低下させることで、一挙に発電効率を 3.5~4.5% 向上させる事ができる。 ③ 現状の薄膜Si・PVの効率は 7% であるが、 これを 7+3.5 = 10.5% にする事ができる。 ④ 薄膜Si・PVは低コストであり、量産性が高いので、 これが 10.5% になれば一気に普及する。 ⑤ 結晶Si・PV は、現在 80%のシェアであるが高価である。 製品の発電効率が12%だとして 12 + 4.5 = 16.5% となって コストメリットが出る。 [E] 熱放射の原理 空気 Ta 熱放射 T 熱伝導 Rad-1の シート厚さ 20μm PVなどの発熱体 ① ② 発熱体の熱を Rad-1シートに伝える。 Rad-1は空気層に対して、シートの熱を放射し、シートの温度を下げる Q = εσ (T4 - Ta4) ※Stafan-boltzman の式 [F] Rad-1のその他の用法 1、LEDの放熱(液晶TV) エッジライトLED ABS内部 ABS外枠 熱 LED光 拡散板 アルミ放熱板 LEDの温度も下がり 拡散板の黄ばみも起こらない 放 射 高熱伝導アルミ パイプ Rad-1フイルム 張り付け 2、前記液晶TVの内部構造 熱 放 射 LED ア ル ミ Rad-1 フイラー入りのフィルム 熱 伝 導 熱 放 射 空 気 高熱伝導絶縁アルミパイプ (Rad-1フイルム張り付け) エス・ジー・ケイ有限会社 代表取締役 鈴木 建一 〒259-1211 神奈川県平塚市ふじみ野2-20-1 TEL:0463-58-2696 携帯:090-3953-2923 E-MAIL: [email protected]
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