スライド 1

ユーモアによる印象操作
16130700890 高橋万裕子
ユーモア表出モデル
判断
状況
表出動機の選択
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表出
ユーモアの選択
状況を見てから表出動機を決定し、更にその判断の元、
ユーモアの種類を選択するのではないか
表出動機とユーモアの種類の関係性は塚脇・越・樋口・
深田(2009)によって実証された
表出動機について
関係構築動機
他者の価値観・人間性を探り、相手と関係を形成したい
 不満伝達動機
不満や苛立ちによって高まった攻撃性を発散したい
 他者支援動機
他者をユーモアによって励ましたい
 印象操作動機
他者に対して自己の存在を強調する自己高揚的な印象
 自己支援動機
苦悩・苦難・恐怖などに対しての対処
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印象操作動機
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他の動機に比べて、ユーモアの選択が不透明?
Big Fiveの性格特性概念
自己や他者に対して用いている特性概念を五次元に分
類
情緒安定性
協調性
社交性
良心性
経験への開放性
表出状況との関係
五つの次元
表出の状況
出会いの場面
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出会いの場面と言っても様々なので、今回は同性・異
性・上司(教授)との出会いを想定
予備実験で得られた結果
実験方法
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質問紙調査
いくつかの出会いの場面を設定し、それぞれの場面に
対して、どのようなユーモアを表出するか、及びどのよう
な印象を持たれたいかを質問する
場面については異性、同性、上司との出会いを想定する
ユーモアの表出については自由記述法
印象についてはBig Fiveの性格特性概念の五つの次元
を状況に即した言葉に変え、それぞれに対して尺度評定
で回答してもらう
仮説
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同性との出会い
社交性
異性との出会い
良心性
上司(教授)との出会い
経験への開放性
親しみやすい印象を
持ってもらいたい
自分の実力を知っても
らいたい
参考文献
塚脇・越・樋口・深田(2009)
なぜ人はユーモアを感じさせる言動を取るのか?
-ユーモア表出動機の検討
心理学研究 第80巻 第5号 pp.397-404
ユーモア表出と自己受容、攻撃性、愛他性の関係
心理学研究 第80巻 第4号 pp.339-344
原島
対人認知における性格特性概念の使用と目標状態
の関連
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