生理心理学

生理心理学
記憶
記憶に関する代表的なトピック

シナプスの長期増強

海馬
シナプスの長期増強

神経レベルでの話
ニューロンAとニューロンBの間で繰り返し
信号のやりとりがされていると、
 AとBの間のシナプスが「敏感」になる
⇒AとBとの結びつきが強くなる
⇒記憶



どんな仕組みでそうなるのか?
有力なモデルがエリック・カンデルによって
提唱される
⇒ ノーベル賞
海馬
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
大脳辺縁系の一部
有名な記憶症患者H.Mの事例(20世紀半
ば)以来、記憶との関係が言われてきた
海馬

1.
2.
3.
4.
現在おおむね分かっているところで
は・・・
記憶を作る
空間記憶を貯蔵する
ストレスに弱い
しかし、ここの神経細胞は再生する
海馬と記憶



意識されたものや知覚されたものは、ここ
で一時的に保存され、
やがて脳内各所に定着させられていくらし
い
ただし空間的記憶はそのままここに保存さ
れるらしい
記憶は海馬が全てではない

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
たとえば技能の記憶は、
大脳新皮質の運動野や小脳が主に関与し
ているらしい
最近では、同じ大脳辺縁系にある被殻とい
う部分の関与を指摘する研究も。


頭・心で覚えた記憶 ⇒ 海馬~
体で覚えた記憶 ⇒ 小脳、大脳基底核
etc