デジタル環境下における レファレンスサービスの諸相 レファレンス研究分科会 2005.12.21 1 第1章 インターネットの発展と レファレンスサービス 2 インターネットの発展と普及の影響 インターネットでの情報取得 ・時間や場所に縛られない ・他者(図書館員等)に干渉されない ・簡便な手段 情報取得のための来館者利用の減少 =レファレンス件数の減少 3 インターネット偏重者の特徴 情報の質や信頼性を度外視 図書館資料=不便 Web上の情報=便利・魅力的 4 図書館を取り巻く環境の変化 遠隔授業 E-Learning 自学自習 受動的サービス ↓ 能動的サービス 5 図書館を取り巻く環境の変化 情報源の増大と多種化 →良質で適切なデータベースや情報源への ナビゲーションの必要性 資料形態の多様化 →様々な形態で、均一でない 電子資料へのアクセスの煩雑さ →快適な情報源へのアクセスの必要性 図書館はどのようなサービスを行うべき? 6 レファレンスカウンターに 来ない利用者 非来館者の場合 ・図書館に来館したくない利用者 ・何らかの理由で来館できない利用者 来館利用者の場合 ・利用者が利用しやすい図書館づくりの実践 ・利用者教育の浸透 ・利用者のインターネット偏重主義 カウンターレファレンスは「万が一」の利用 7 デジタル時代における レファレンスのあり方 従来のレファレンス(受動的) 質問に来た利用者だけに情報を提供 今後のレファレンス(能動的) 情報が必要な利用者に必要な情報を いつでも提供できる体制へ ・ホームページにて図書館サービス・情報の発信提供 →Web偏重主義者へのアピール ・来館できない利用者への情報提供 →図書館サービスの拡充 8
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