熱・流体工学Ⅰ 科目名 学年・学科等名 単位数・開講期 総時間数 担当教員 システム制御情報工学科 前期 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15 5 学年 1 単位 45 時間 阿部 晶 本校の教育目標 システム制御情報工学科の教育目標 3 教育プログラム科目区分 JABEE関連 科目コード S11038 E. 名 材 書 授業計画 授業内容 時間 到達目標 1 流体静力学 (1)流体の性質 (2)絶対圧力およびゲージ圧力 (3)圧力の測定 (4)平板に作用する力 (5)浮力 2 連続の式 10 ・流体の性質を説明できる。 ・絶対圧,ゲージ圧を区別し,マノメータによ る圧力測定の原理を説明できる。 ・静水圧の壁に及ぼす力を計算できる。 ・流体中の物体に働く浮力の計算ができる。 4 ・定常流と非定常流の違いを説明できる。 ・流線と流管の定義を説明できる。 ・連続の式を説明できる。 ・連続の式を用いて流速と流量を計算でき る。 (前期中間試験) 2 3 ベルヌーイの定理とその応用 8 必修科目 2 204基礎工学科目④力学系 教育プログラムの学習・教育目標 A-2(20%) D-1(60%) D-2(20%) JABEE基準 教 科 書 補 助 教 参 考 JABEE科目 d 水力学(基礎と演習)(北川 能 監修 パワー社) 必要に応じ,プリントを使用 演習水力学(生井 武文 校閲 森北出版) A. 教育目標 エネルギーの伝達・変換の媒体である流体の物理的性質と運動に関する基本的な物理法則と原理について学び,流体力 学上の諸問題に対処できる基礎的能力を身に付ける。 B. 概要 流体静力学の基礎事項を理解し,液体を支える壁面および液体中の静止物体などにおけるつり合いの力学を学ぶ。次いで, 連続の式およびベルヌーイの定理の物理的意味を理解し,管路内の液体の圧力,速度等を計算できる応用能力を養う。 学習上の留意点 単なる丸暗記では意味がない。流体力学の法則や諸原理について,自分の頭で考え理解する姿勢が大切である。基礎をし っかり築くことは,問題解決能力を高める上で欠かせない。 4 運動量の法則 6 C. D. 学習到達目標 到達目標 ルーブリック評価 到達目標項目 1 到達目標項目 2 1. 流体の性質を理解し,静止流体の圧力および壁に及ぼす力等が計算できる。 ・エネルギー保存則とベルヌーイの式を説明 できる。 ・ベルヌーイの式とオイラーの運動方程式の 違いを説明できる。 ・ピトー管,ベンチュリー管の流量,流速およ び圧力の計算ができる。 ・運動量の法則を理解し,噴流が固定平板に 与える力等の基礎的問題を解くことができ る。 (前期末試験) ◆ 自学自習 ・予習復習 ・演習課題 ・試験の準備 学習到達目標 15 自学自習時間として,日常の授業のための 予習復習時間,理解を深めるための演習課 題の考察・解法の時間および試験の準備の ための勉強時間を総合して 15 時間とする。 2. ベルヌーイの定理および運動量の法則から,管路内の液体の圧力,速度,作用する力を計算できる。 理想的な到達レベルの目安 標準的な到達レベルの目安 未到達レベルの目安 マノメータからの圧力計算,静水圧 マノメータからの圧力計算,静水 マノメータからの圧力計算,静水圧 の壁に及ぼす力等の計算,圧力の 圧の壁に及ぼす力等の計算がで の壁に及ぼす力等の計算ができな 中心の計算ができる。 きる。 い。 ベルヌーイの定理および運動量の法 ベルヌーイの定理から,管路内の ベルヌーイの定理から,管路内の液 則から,管路内の液体の圧 力,速 液体の圧力,速度を計算できる。 体の圧力,速度を計算できなない。 F. 関連科目 工業力学 度,作用する力を計算できる。 達成度評価(%) 評価方法 試験 小テスト レポート 指標と評価割合 口頭 成果品 ポート 発表 実技 フォリオ その他 合計 総合評価割合 75 25 100 基礎的能力 25 10 35 専門的能力 50 15 65 教育プロ グラム A-2 D-1 D-2 分野横断的能力 旭川高専 2015 A-2 D-1 D-2 自己点検
© Copyright 2024 ExpyDoc