情報教育論 第12回 HCPチャートを用いたプログラムの設計 ~まとめ編~ 2005・1・17 政策・メディア研究科 修士課程2年 杉浦 学 CreW Project-Keio University SFC 授業の前に 配布物 – 「レビューに対するレビュー」の冊子 – 授業レジュメ • 期末レポートについて • パワーポイント 2 CreW Project-Keio University SFC 学習目標 「どんな目的で,どのようにHCPチャートを書け ば良いのか」という自分なりの見解を持つこと – 現時点の見解で構わない – 他人に説明できるようにする 見解・・・物事に対する価値判断や考え方 3 CreW Project-Keio University SFC 授業の流れ レビューに対するレビュー 最終課題についての説明 議論(2~3人程度) 発表(数組) 4 CreW Project-Keio University SFC レビューに対するレビュー CreW Project-Keio University SFC レビューにもレビューが必要 レビューに対するレビューとは? – 「三角形の面積を計算するプログラムのHCPチャート」に対 する皆さんのレビュー票について – 提出されたレビュー票を杉浦がレビューしました 指導者 レビュー 受講者 受講者 レビュ ー 6 CreW Project-Keio University SFC 三角形の面積を計算するプログラム 以下に示すHCPチャートをレビューしてください. 7 CreW Project-Keio University SFC レビューに対するレビューの確認 自分のレビューに対するレビューを確認してくだ さい – 質問があればどうぞ – 提出していない人は,レビューを考えておいてください • 後で議論してもらいます 時間 – 10分くらい 8 CreW Project-Keio University SFC レビュー結果 CreW Project-Keio University SFC みんなに言えること 丁寧な記述と,正確な表現を心がけましょう レビューの理由を明らかにしましょう 10 CreW Project-Keio University SFC 丁寧な記述と正確な表現 原因は何か? – 分かりすぎている場合 • あれをあれしてくださいな – 分からない場合 • なんとなくこんな感じかな 根本的な原因は何か? – レポートは書きっぱなし – 書いた文章を読んでレビューされる機会は少ない • 授業: – 「テクニカル・ライティング」 斉藤俊則先生 • 書籍: – 「理科系の作文技術」 木下是雄 中公新書 ISBN: 4121006240 – 「『超』文章法」 野口悠紀雄 中公新書 ISBN: 4121016629 11 CreW Project-Keio University SFC レビューの理由を明らかに 指摘するポイントは良いと思うが,改善案をもう 少し考えて欲しい – レビューの大半は・・・ • ~はおかしいと思う • ~はこうした方が良い – 改善案を提案する理由を明らかにする • なぜそのように思うのか? • なぜそのように改善するのが良いのか? 12 CreW Project-Keio University SFC 期末レポートについて CreW Project-Keio University SFC 期末レポートについて テーマ – “どんな目的で,どのようなHCPチャートを書けば良いのか”について,自分なりの見解を第三者に伝える • 要件 – – – 「三角形の面積を計算するプログラムのHCPチャート」を記述することで,自分の見解を明確にすること 自分の見解を端的に説明するためのオリジナルな例(HCPチャート等)を考え,それを用いて説明を行うこと 今学期の授業全体を通した感想を記述すること 提出先と期限 – – – 2005年 月 日 ( ) : まで Subject: final-report To: [email protected] • 添付ファイルはログイン名.zipという名前にすること 分量と形式 – 自由 • • 見解・・・物事に対する価値判断や考え方(新明解国語辞典 第五版 三省堂) 各自が必要だと考える分量でよい 文章,プレゼンテーション等,各自が第三者に効果的に伝えられると思う方法を選択すればよい アドバイス – – 「レビュー項目の分類」は忘れてよい,あくまで自分の見解を書くこと 学んだことただまとめる≠自分なりの見解 14 CreW Project-Keio University SFC 議論 CreW Project-Keio University SFC 議論をしましょう 目的 – 「どんな目的で,どのようにHCPチャートを書けば良いのか」という自分 なりの見解を持つこと のため – 議論した結果を発表してもらいます 議論のポイント – – – – – お互いにどんな指摘をされて,納得できたかできないか お互いの指摘で共通する部分があるかないか お互いの考えていることに共有する部分はあるかないか 何が問題か,何が良かったのか 他人の意見も聞きたいこと,相談したいこと 時間 – 30分くらい 16 CreW Project-Keio University SFC 発表 CreW Project-Keio University SFC
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