井戸端会議スタイルが P2Pコミュニティを変える 慶應義塾大学 山本 浩之 望月 洋介 森本 雄 Copyright © 2005 INAS Lab. 現在のBBSコミュニティ スレッドごとに話題が決まっていて、逸脱は許されない。 P2P技術 スレッド 連ドラ スレッド P2Pってさ、・・・ P2Pの~は・・・、 最近のP2P は、・・・ 昨日のドラマで さー・・・ 自然なコミュニケーションが阻害されている。 Copyright © 2005 INAS Lab. コミュニケーション・・・・・ 1:1の会話では、 話題の変化に双方が対応できるが、 Copyright © 2005 INAS Lab. コミュニケーション・・・・・ BBSでは、 全ての発言がブロードキャストされているので 話題が様々な方向に展開すると、閲覧者が議論を理解できない。 話題の一貫性を徹底する必要がある。 Copyright © 2005 INAS Lab. そこで、井戸端会議スタイル ~ iDoBaTa-style 広場(スレッド) 井戸端会議 (会話の輪) BBSのスレッドを広場とし、発言と返信からなる輪を井戸端会議とすると、 実は書き込み情報の一致は その井戸端会議の輪の中だけで十分かも知れない。 Copyright © 2005 INAS Lab. 井戸端会議の成り立ち 当初は広場にいる全員で、1つの話題について議論していても、 次第に、いくつかの小グループが形成されていく。 Copyright © 2005 INAS Lab. 井戸端会議の参加者たち 他のグループの話題については、 あまり感知していない。 全てのグループの全員が、 全ての話題を把握している必要はない。 Copyright © 2005 INAS Lab. 井戸端会議型コミュニティ 井戸端会議スタイルこそが、人間の自然なコミュニケーション形態だ。 BBSのスレッドも、話題の分岐に従って分裂していけば良いのでは? P2Pってさ、・・・ 昨日のドラマ さー・・・ 最近のP2P は、・・・ P2Pの~は・・・、 ドラマ見たよ Copyright © 2005 INAS Lab. 井戸端スタイルがコミュニティを変える C/S型ネットワークでのBBSに対応するコミュニティを P2P上で考えてみると、 井戸端会議スタイルが適している。 P2Pでは情報の一貫性を取りにくいが、 そもそもコミュニケーションツールでは、 情報のブロードキャストを過剰に意識しなくても良い。 井戸端スタイルがコミュニティを変える。 Fin Copyright © 2005 INAS Lab.
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