1076546c 久保円華 1 (人) 都市圏人口 40,000,000 30,000,000 20,000,000 10,000,000 0 出典:Demographia (2012年) 2 1、集中の要因とその変遷 2、問題点 3、日本における 過去及び現在の取り組み・議論 4、海外における取り組み 5、提言 6、論点 3 A.経済的要因 ①企業の集中(IT産業も) ②金融の集中 ③外資の集中 B.制度的・政策的要因 ①首都機能の存在 ②東京中心の国土構造・交通通信ネットワーク 4 C.文化的・社会的要因 ①文化・情報発信機能の集積 ②日本人独特のメンタリティと社会制度の存在 D.地理的その他の要因 ①南関東・東京の地理的優位性 5 過密 少子化の加速 災害に対する脆弱性 東京圏以外の地方の衰退 資産格差 規模の不経済 莫大な電力供給やインフラ整備の必要性 6 1960年代 地方地域改革論 争 (太平洋ベルト地帯構想、一 全総、ニ全総) 1970年代 地方分権志向へ (革新自治体の台頭、三全総) 1980年代 多極分散型国土 (四全総、多極分散型国土形 成促進法) 1990年代 地方主体の国土 利用(五全総)、首都機能移 転構想、地方分権論争 〜’90s 東日本大震災の影響 副首都構想 財政再建のための是正案 ’00s〜 7 政経分離型 機能分離型 ex.アメリカ、カナダ、韓国、南アフリカ共和国、ドイツ、 オーストラリア 補足:現在の日本で行われている方策は「機能分散型」 しかし現段階では分散が東京70km圏内に留まっている。 そのため必ずしも一極集中状態の是正や緩和には つながっていない。 8 機能分散化の促進 (以下のものを極力、東北・中部・関西・中国・四国・九州へ分散) ・行政機関の引き離し ・最高裁判所移転(海外と移転先との交流も増加) ・国会・金融機関・企業本社の地方移転促進 (移転した金融機関・企業には安価で元々政府機関のあっ た場所を譲渡可能に&補助金) 副首都実現 ・現在東京が持つ役割のバックアップ機能(危機管理) ・証券取引所の中心を移転(現在は東京証券が全体の 90%を占める) 政経分離化も一部実現 9 どのように一極化から脱却するか、バックアップ機能 をつくっていくべきか 日本において政経分離は可能か 最高裁判所・国会等の移転に際し、残る建物をどうす るか 最高裁判所・国会等の移転や、副首都に適する場所 はどこか 10 総合研究開発機構地方シンクタンク協議会「地域活性化と東京一極集中」1990 年 国土庁大都市圏整備局監修「首都機能移転の構想」住宅新報社1992年 関西産業活性センター 「企業の東京一極集中是正に関する調査報告書」1993年 八田達夫 編「東京一極集中の経済分析」日本経済新聞社1994年 現代ビジネス 長谷川幸洋「ニュースの深層」2011.12.16 http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/13/15-34.pdf 日本学術会議 人口食糧土地利用特別委員会 都市地域計画研究委員会 「東京一極集中問題について」1994.4.26 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/30233 11
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