平成18年度 基礎生物学実験 担当教官 <目 土壌環境管理・嶋 緑地生態、坂本、三木 森林保全、廣部 的> 都市近郊に分布する広葉樹二次林(里山)は経済的な価値を失い放置されている。しかし、近年、この里山 は公益的機能を有する「環境林」として、その役割を見直されつつある。 この実習では、岡山市街地に隣接する里山(岡山大学付属教育研究林)において、森林を構成する様々な樹 木の形態的特徴を観察するとともに、これら樹木により構成されている森林の構造や農耕地との違いを理解す ることを目的とする。 •岡山市近郊の二次林を構成するのは、どんな樹木? •樹木はどこを見ると識別できるの? •森林は多種多様な樹木で構成されるが、その内部構造は? •施肥管理を行わない森林土壌は、農耕地土壌とどこが違うの? <レポート提出> 里山(岡山大学付属教育研究林)に出現した樹木から、任意の2つを選び、葉の形態的特徴をよく観察して スケッチする。選んだ2つの樹種は、「葉のつき方」、「葉の形」、「葉縁のかたち」、「葉脈」などの特徴 について、どこが違うのか?どんな特徴があるのか?を明確に示すようにスケッチする。さらに、その樹木の 樹皮や枝のつき方などの特徴も書き加える。 実習終了後、農学部正面玄関まで戻ったのち、このレポートを提出して実習を終了とする。 岡山大学付属 半田山教育研究林 B A
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