スライド 1 - ATI -公益財団法人 新世代研究所-

ATI公開フォーラム
第35回 (公財)新世代研究所 公開講座
**周囲の方々にもぜひご紹介ください**
日時:2012年11月9日(金) 14:00-17:00 (開場13:30)
会場:TKP御茶ノ水カンファレンスセンター3A室
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台三丁目11-1
三井住友海上駿河台 新館
電話:050-3803-5921
http://tkpochanomizu.net/access.shtml
最寄駅:JR総武・中央線「御茶ノ水駅」他
参加費:無料(事前登録要)
●中原 恒雄 氏(日本工学アカデミー名誉会長/ATI評議員)
「新世代研究と産業イノベーション-今後の日本を考える」
高齢化と人口減少、円高と財政悪化による国際存在感の低下
に悩む現代の日本にとり根本的な対策の一つは、新世代研究と
産業イノベーションの強化である。本講演では、最近のグローバ
ル化の状況を考察し、講演者のこれまでの経験に基づいて、今後
日本がとるべき具体的政策を提言したい
講演者の経験として、戦後の住友電工における先端技術による
多角化の概要、特に光ファイバーケーブルと高温超電導ケーブルの開発について
の実例を紹介しつつ述べたい。
●森 千鶴夫 氏(名古屋大学名誉教授)
「キュリー夫人の実験ノートと放射線の今昔」
放射線は宇宙誕生以来存在する。1895年末にレントゲンがX線を
発見して初めて人類はこの世に放射線が存在することを知り、翌年
春にベクレルがウラン鉱物から自然に放射線が放出されていること
を発見した。マリー・キュリーは自身の博士論文のテーマとして、ベク
レルが報じた現象をより深く研究した。
キュリー夫人は研究内容を5冊の実験ノートに残していて、そのうち
の1冊が実は明星大学(日野市)の図書館に所蔵されている。講演では放射線研
究の歴史にまつわるエピソードや筆者の関連した研究も若干交えてお話ししたい。
お申込み:ご氏名・所属・連絡先を下記いずれかにてお知らせください。
・本財団ホームページ:http://www.ati.or.jp/ ・電話:03-3255-5922 ・FAX:03-3255-5926