自然の放電現象であるオーロラについての 理解とオーロラ電力の将来的な実用性 指導教員 梶原 卒業研究生 神内 寿了 剛志 はじめに なぜオーロラを取り上げ たのか? オーロラはどれ程のエネ ルギーをもっているの か? オーロラとは? 名前の由来と大きさ オーロラの光 オーロラ発電機 オーロラ発電機の構造 発電力と効率 発電力=20×(太陽風の速さ)×(太陽風磁場の強さ)2×sin4(θ/2) 発電機の効率は太陽風の速度に比例し、太陽風磁場の強度の2乗に 比例する。 オーロラ発電機の構造 オーロラの実用性 オーロラ電力の膨大なクリー ンエネルギーは、どのように して実用化することができる のか? オーロラ電力 電気 マイクロ波発生器 オーロラ電力変換パネル SPS技術を応用 送電アンテナ 宇宙 マイクロ波 地上 電気 需要家 レクテナ (マイクロ波受電器) SPSを応用し、オーロラ電力を実用するシステムの予想図 オーロラ電流の流れ + - マイクロ波 レクテナ 需要家 電気 左図は、東西に広がるオーロラにパネルが付いた静止衛星を打ち上げ電力 を取り出す方法である。 右図は、オーロラを包むコロニーのような静止衛星を打ち上げ、その中を オーロラ電流が流れることにより電力を取り出す方法である。 結果 オーロラは天気のような地球規模の現象ではなく様々な 宇宙現象が重なり合っていることがわかった。また、 オーロラ電力の莫大なエネルギーは、現在の地球エネル ギー問題の観点から見て、大きな魅力を感じるものであ ることがわかった。 今後の課題 SPSシステムとレクテナの技術的問題、エ リアで発生する熱エネルギーの自然環境へ の問題など、問題点が多い。
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