各人の持つ知識を体系化するために

各人の持つ知識を体系化するため
に
~ざっくりとした、概要編~
(出展)福山他『新版マニュアルのつくり方・使い方』実務教育出版、2002
石井にて抜粋・加工
業務手順とポイント・コツを明確にする
• 「何を」「どのようにするか」で構成する
• 何を
– 具体的な実施事項
– まとまり仕事(レベル)ごと
• どのようにするか
– 手順(どういう順序で何をすればよいか)
– ポイント・コツ(勘どころ)
– レベル(どの程度まで望むか、水準)
業務のあるべきレベルを決める
• 今やっているとおり ×
• あるべき姿を設定する
– 個人の思い込みによる高すぎるレベル ×
• 現実には遂行不可能
– グループ(組織)で検討し合意した適正なレベル ○
• 現実に遂行できる(かなり努力を)
– グループで検討し合意した適正でないレベル ×
• 低すぎるか高すぎる
5W2Hで考える
• 目的(なぜ)
– 絞って考える
▼
• 具体的な実施事項(なにを)
– 目的に合っているか確認
▼
• 順序(いつ)
▼
• 遂行部署・者(だれが)
▼
• 方法[ポイント・コツ、レベル](どこで、どのように、い
くらで)
業務調査を実施して業務体系を明確
にする(仕事の棚卸し)
<業務調査推進グループ>
• 演繹的
– 大・中・小機能の検出
• 機能とは働きのこと
– 単位業務一覧表の作成
<各部門・部署>
• 帰納的
– 単位業務ごとに実施業
務を調査
• 主として担当者ごと
• 演繹と帰納の統合
– 全社(部門)まとまり仕
事一覧表の完成
• 部門、部署をこえて調整
• 担当部署まで明示する
– まとまり仕事一覧表の
作成
• 部門、部署内で調整して
一覧表化する