安全衛生委員会 2010年1 月27日

H24年度核物理研究センター安全衛生講習会
●開催日時: 2012年4月11日(水) 14:30~16:00
●場所: 4F講義室
●対象者:センター教職員(非常勤含む)、学生、共同利用実験者、
委託業者等
●プログラム
1.安全衛生全般・核燃料物質について
2.化学薬品・高圧ガス・クレーン
3.電気
4.機械工作・溶接
5.レーザー・酸欠
福田
阿野
安田
木林
嶋
(14:30)
(14:45)
(15:00)
(15:15)
(15:30)
1.安全衛生全般について
●“安全で安心な職場(研究)環境”とは・・・
・労働災害が発生しない、快適で働きやすい環境
・日頃の皆さんの努力
・安全衛生管理体制(ソフト面)&設備(ハード面)の整備
不安全な状態を未然に防止
災害や事故・事件などが起こらない適確な安全対策
●より安全で過ごしやすい職場環境作りのために・・・
・危険及び健康障害を防止するための対策
・労働災害の原因及び再発防止対策
・健康の保持増進を図るための対策
H23年度の事故報告
• H24年1月 コンセント、テーブルタップの焼損(研究本館)
• H24年2月 空調機器からの漏水(RI棟)
• H24年3月 玄関スロープ破損(研究本館)
• H23年5月 ワニガメ出没
※不審者、盗難にご注意!!
日頃の安全巡視
●部局での自主的な安全巡視
・輪番で日常の安全衛生点検を実施
→ チェックシートへの記入
●安全衛生管理部巡視員による定期巡視
・一般巡視 【週1回】
通路、階段、ロビー、フロア、玄関ホール、出入口・非常
口、建物周辺等の巡視
・入室巡視 【4週に1回】
実験室、研究室、実習室、工作室など安全衛生管理上
リスクの高いところ(有害物質・危険設備などを扱う等)
・放射線管理区域内、ボンベ庫、神岡実験所、大塔コスモ観
測所など 【年に1回】
●部局長の合同巡視 【年に1回】
・研究本館、サイクロトロン施設、ボンベ庫など
4月の安全衛生テーマ
阪口 前事務長が最優秀作品賞を受賞!!
5月の安全衛生テーマ
核物理研究センターにおける安全衛生管理体制
吹田地区事業場
安全衛生委員会
原子力研究・安全委員会
放射線安全管理部会
安全衛生委員会
(毎月1回開催)
放射線安全委員会
安全衛生に関するホームページ
●RCNP安全衛生管理室
http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/Divisions/safety/index.html
随時更新
※修正・追記があります
お気づきの点、ご
意見・ご要望などが
ありましたら、
安全衛生管理室や
各安全担当者まで
お知らせ下さい
緊急時の連絡先(Ⅰ)
●事故が発生したら・・・・
090-3051-3770
に連絡して下さい。
・加速器運転責任者(宿・日直者)等の核物理研究センター
職員(上記携帯電話保持者)が、速やかに対応いたします。
運転責任者の方は迅速な対応をお願いいたします。
・必要に応じて、適切な対応(消防署や警察署への連絡、初
期消火等)を行って下さい。
緊急時の運転責任者の対応
(内線)
鈴木
木富
H24年度安全担当者
作業内容
放射線
担当者
鈴木 智和
(放射線取扱主任者)
高久 圭二
フォークリフト
阿野 真治(全般)
化学薬品
化学薬品購入窓口
ガス
高圧ガス製造保安
技術管理者
依田 哲彦(加速器)
高久 圭二
木林 満
溶接
木林 満
安田 裕介
レーザー
嶋 達志
民井 淳
阿野 真治
民井 淳
安田 裕介(加速器)
鈴木 智和(実験系)
クレーン
阿野 真治
吉田 英智(実験系)
福田 光宏(責任者)
電気
機械工作
福田 光宏
鈴木 智和
阿野 真治
廃棄物管理責任
高久 圭二
者
国際規制物資
計量管理責任者
福田 光宏
火災・爆発が発生したら・・・
(1)周囲に知らせる
・発見者は火災報知機をならし、大声で付近の人に知らせる
(2)通報する
・直ちに火災発生を加速器運転責任者(090-3051-3770)に連
絡する
・消防署(内線118)に直接電話をしても構わない
・通報の際には・・・落ち着いて、以下の情報をお知らせ下さい
①「火事」であること
②発生場所(大阪大学核物理研究センターの○△棟□○
室など)
③状況(何が燃えているかなど)
④連絡先(通報者の名前と電話番号など)を。
(3)初期消火
・可能な限り、近辺にある消火器等を用いて初期消火に努める
・危険を伴う場合や消火が困難と判断される場合には、速やか
にその場を離れて安全な場所へ避難し、消防署の到着を待つ
避難場所
AVFサイクロトロン棟前の駐車場
地震が発生したら・・・
(1)緊急地震速報が流れたら・・・・
・放送が流れてから地震の強い揺れが来るまで数秒から数十秒
・まわりの人に声をかけながら、周囲の状況に応じて、あわてず
に、まず身の安全を確保してください。
(2)地震が発生したときには・・・
・大型地震が発生し、建屋、機器の倒壊等の被害により二次災
害が予想されるときは、ガス、電源、ポンプ、空調等を速やかに
停止・遮断
・ガス、電気については、できるだけ供給源に近いところで遮断
(3)加速器・測定器の停止
・被害が予想されるときには直ちに運転を停止し、安全を確認
・緊急の際は全停止ボタンにより全装置を停止
救急処置が必要になったら・・・
(1)心肺蘇生とAED
・大声で周辺の人に助けを求め、研究
本館玄関に備えてあるAEDを持って
くるよう依頼する
・AEDが届くまで、可能な限り心肺蘇
生法により救命に努める
(2)救急車と医療機関
・緊急を要する場合には、救急車(内
線118)を呼ぶ
・必要に応じて、医療機関へ連絡
近隣の医療施設
① 友絋会総合病院
② 大阪大学保健センター 吹
田分室
③ 大阪府済生会 茨木病院
④ 大阪府済生会 千里病院
⑤ 坂口眼科医院
※救急外来
救急器具等の設置場所
(A)担架
・AVFサイクロトロン棟1階放射線管理室受付前の廊下
・リングサイクロトロン棟地階エレベーター前のスペース
(B)呼吸器
・AVFサイクロトロン棟制御計数室西側扉外(AVFサイクロトロン
本体室方面)
・リングサイクロトロン棟中性子トンネル奥
(C)放送設備
・熱源棟
・AVFサイクロトロン棟1階放射線管理室受付
・リングサイクロトロン棟2階受付
喫煙場所と受動喫煙防止
× ×
※現在、喫煙場所は次の2箇所のみです
・研究本館2F非常階段踊場
・熱源棟入口
×
×
安全衛生に係る免許・資格取得、講習受講の勧め
(1)安全衛生全般: 衛生管理者(第1種、第2種)、作業環境測定士
(2)放射線: 放射線取扱主任者(第1種、第2種、第3種)、X線作業
主任者
(3)化学薬品: 危険物取扱者、特定化学物質作業主任者技能講習、
有機溶剤作業主任者
(4)ガス: 高圧ガス製造保安責任者、
(5)電気: 低圧電気取扱特別教育、高圧・特別高圧電気取扱特別
教育、電気工事士(第1種、第2種)、電気主任技術者
(第1種、第2種、第3種)
(6)クレーン: クレーン・デリック運転士、移動式クレーン運転士、床
上操作式クレーン・小型移動式クレーン運転技能講
習、玉掛技能講習など
(7)フォークリフト: フォークリフト運転技能講習
(8)機械工作・溶接: ガス溶接技能講習、自由研削砥石特別教育
(9)酸欠: 酸素欠乏危険作業主任者技能講習
核燃料物質について
●実験等で使用するウランやトリウム、それらの化合物は、少量
でも使用の許可が必要
・核燃料物質(ウラン、トリウム、プルトニウムを含む物質)には
原子力基本法及び原子炉等規制法が適用される
・使用の届出が必要な核原料物質(核燃料物質を含む鉱石)
放射能濃度 : >74 Bq/g
( 固体状の核原料物質: 370Bq/g )
数量 : (ウランの量)×3+(トリウムの量)>900g
・上記数量以下でも“国際規制物資”の使用許可が必要
※国際規制物資とは・・・
日・IAEA保障措置協定や二国間原子力協力協定などの国際約束に基づ
く保障措置の適用等の規制を受ける核燃料物質や設備(原子炉等)・資
材(重水等)
●放射線障害防止法の安全規制対象外であるが、
放射性物質であることに変わりは無い!!
RCNPにおける取扱いについて
●国際原子力機関(IAEA)の判断
・「日・IAEA・保障措置協定上、保障措置が免除されない原子力
利用を目的としたもの」
・IAEAによる保障措置下に置く
●核物理研究センターにおける管理
・「大阪大学核物理研究センター計量管理規定」に基づいて厳
重に計量管理
・無断で持ち込み、持ち出しは禁止
●核物理研究センターで使用が許可されている国際規制物資
・劣化ウラン(供給当事国:アメリカ)
1g
・劣化ウラン(供給当事国:カナダ)
1g
・トリウム(供給当事国:イギリス)
10g
・トリウム(供給当事国:その他)
11g
※新たに使用を希望される方は、事前にご相談を!!