研究専門委員会評価H17年度の実施結果報告

添付資料
アンケート結果
1
研究分野について
貴専門委員会の扱うテーマは実用化向け(主に産業界向け)と基礎研究向け(学術研
究向け)でどの位の比率と貴研究専門委員会で評価していますか。
実用化寄り
11%
やや実用化
26%
中間
47%
H17年度
やや基礎
16%
実用化寄り
やや実用化
14%
23%
中間
やや基礎
55%
9%
H16年度
4割弱が実用化指向、基礎よりは1割程度、約5割が中間
各研専ではこの比率を妥当と評価
2
参加者意見の収集
会員や研究会・ワークショップ参加者から聞く施策を取っていますか。
意見を聞く方法はどういうものですか。
意見収集の施策の有無
無し
9%
無し
16%
施策をとっている
84%
施策を取っている
8割以上が参
加者から意見
を聞く施策を
とっている。
91%
意見収集方法
%
80
%
80
手段としては懇
親会が8割程
60
60
度と多い。他に
40
40
は、研究会で直
20
20
接が5割、会場
アンケートも3
0
0
(1)
(2)
(3)
(4)
(1)
(2)
(3)
(4)
割の研専で実
(1)研究会内で直接参加者の意見を聞く,(2)会場アンケート, (1)研究会内で直接参加者の意見を聞く,(2)会場アンケート,
(3)懇親会,(4)メール・掲示板等によるヒアリング
(3)懇親会,(4)メール・掲示板等によるヒアリング
施
H17年度
H16年度
3
会員の研究会に対する満足度
研究会・ワークショップでの実際の発表内容と参加者が期待する発表内容(また
は発表分野構成)は合致していますか。
大多数が大変不満足 0%
大多数が満足
19%
大多数が大変不満足
やや不満足
やや不満足6%
かなり満足
普通
大多数が満足
かなり満足
56%
19%
35%
45%
H17年度
0%
普通
9%
H16年度
8割近くの参加者が満足。H17年度はやや不満足と回答した研究会も1研究会あり。
4
併催・共催状況
通信ソサエティの他研究専門委員会との併催研究会を開催しましたか。
その他ソサエティや学会(国内外)との共催研究会を開催しましたか。
通ソ内他研専との併催実施状況
通ソ外組織との共催実施状況
(ただしH16年度の設問は共催研究会)
併催無し
26%
併催実施
74%
H17年度
共催無し
32%
共催無し
27%
共催実施
共催実施
68%
共催実施
68%
73%
H16年度
共催無し
32%
H17年度
H16年度
約7割が他研専と併催・共催を実施。
5
併催・共催に対する意見
併催に関して(参加者からの意見として)どのような意見がありましたか。
%
通ソ内他研専との併催に対する意見(H16年度は共催に対する意見)
%
60
60
40
40
20
20
0
0
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(1)意見無し, (2)境界領域の掘り起こしができて好ましい,
(3)広く交流ができて良い,(4)相手研究会に飲み込まれて
いる, (5)並行セッションのため聞きたい発表が重なる,
(6)併催効果が出ていない
H17年度
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(1)意見無し, (2)境界領域の掘り起こしができて好ましい,
(3)広く交流ができて良い,(4)相手研究会に飲み込まれて
いる, (5)並行セッションのため聞きたい発表が重なる,
(6)技報が重複しており支払い対価に見合わない,
(7)共催効果が出ていない,(8)その他
H16年度
人的な交流の広がりを7割の研究専門委員会が利点としてあげている。境界領域の
掘り起こしができると回答した研専も3割程度あり。(通ソ外組織との共催も同様)
※共催から併催になったことの問題点
技報を別々に購入する必要があることへの不満の意見が多い。運営上の情報連絡が
不十分である旨のコメントもある。また併催における運営側の難しさも上がっている。
6
学生向け施策
学生(非会員含む)向けの施策は実施したことがありますか 。
50
%
60%
40
40
30
20
20
10
0
0
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7)
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(1)無い,(2)研究会でのチュートリアルセッション/講演等, (1)無い,(2)研究会でのチュートリアルセッション/講演等,
(3)雑誌,HP等での解説記事,(4)学生限定の発表会,
(3)雑誌,HP等での解説記事,(4)学生限定の発表会,
(5)学生向け見学会,(6)参加費等の割引,(7)その他
(5)学生向け見学会,(6)参加費等の割引,(7)その他
H17年度
H16年度
H16年度は8割程度の研究専門委員会が実施していたが、本年度は約6割に減少。
施策としてはワークショップや研究会等への参加費の割引が多い。また関連分野に関
する講演や奨励賞の実施などが行われている。
7
社会人向け施策
社会人会員向けの施策は実施したことがありますか 。
50 %
%
40
40
30
30
20
20
10
0
10
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(1)無い,(2)研究会でのチュートリアルセッション/講演等,
(3)著名研究者,有識者の招待/特別講演, (4)産・官・学
連携のきっかけとなる企画 ,(5)その他
H17年度
0
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(1)無い,(2)研究会でのチュートリアルセッション/講演等,
(3)著名研究者,有識者の招聘講演,(4)研究機関/企業
会員向け解説記事,(5)産学連携のきっかけとなる企画,
(6)その他
H16年度
昨年・本年度とも8割以上の研究専門委員会が実施。
施策としては関連分野に関する講演や奨励賞、チュートリアルの実施などが行われて
いる。
8
標準化活動について
貴研究専門委員会の扱う技術項目は標準化の対象となっていますか。
標準化に関し,特別な活動や施策を行っていますか。
60
%
%
40
50
40
30
30
20
20
10
10
0
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
0
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
(1)無い,(2)標準化関連チュートリアル,(3)標準化関連 (1)無い,(2)標準化関連チュートリアル,(3)標準化関連テー
テーマ招待講演/特別講演, (4)標準化関連解説記事, マ招待講演/特別講演,(4)標準化関係ワークショップ開催,
(5)研究会のテーマとして取り入れている,(6)国を挙げ (5)標準化関連解説記事,(6)研究会のテーマとして取り入
て提案しようとしている標準化に関する情報提供を行っ れている ,(7)標準化組織に寄書を出している,(8)その他
ている, (7)その他
H17年度
H16年度
8割程度の研究専門委員会が標準化対象の技術に関連している。
研究専門委員会における活動としては、標準化関連の講演が4割程度と最も多い。研究
テーマへの取り込みや、標準化活動への情報提供を行っている研究専門委員会もある。 9
国際化への対応について
国内会員の海外発表能力強化,外国人会員の増加,海外からの投稿・参加数増
加を図るための施策について伺います.なお,外国人(=以下non-Japanese
speakerと解釈してください)については会員/非会員とも考慮してください.
50
%
40
40
30
%
30
20
20
10
10
0
0
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
選択肢
(7)
(8)
(9)
(10)
(1)施策はない, (2)英語ワークショップや英語シンポジウム, (3)
全国大会/研究会内での英語セッション, (4)海外開催, (5)英文
論文誌特集号, (6)海外組織・機関・学会との交流, (7)外国人
講師招聘, (8)英文HP, (9)関連学会でのニュースレター配布,
(10)その他
H17年度
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11)
(1)施策はない,(2)英語ワークショップやシンポジウム,(3)全国大会/
研究会内での英語セッション,(4)海外開催,(5)英文論文誌特集号,
(6)英文記事(特集),(7)海外組織との交流,(8)外国人講師招聘,(9)
英文Webページ,(10)関連学会でのニュースレター配布,(11)その他
H16年度
施策なしとする研究専門委員会が、昨年度20%弱から今年度ほぼ10%まで減少。
具体的な施策として、英文論文誌特集号と海外組織との交流を挙げる研究専門委員
会が昨年度30%台から今年度は50%近くまで増加しており最も多い。
英語ワークショップやシンポジウムは昨年の30%台から今年度20%に減少。
英文Webページは昨年20%程度から今年度30%程度まで増加。海外の交流先と
しては韓国の機関・団体が多い。
10
研専運営のオープン化
研究専門委員会の運営(委員長や幹事の選定も含め)のオープンさを保つため
の施策を行っていますか。
50
%
60
40
30
%
40
20
20
10
0
0
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
選択肢
(1)行っていない,(2)研究専門委員長,専門委員,幹事の
選定に関して施策を実施, (3)研究専門委員会の討議へ
の参加に関して施策を実施,(4)研究専門委員会の議決へ
の参加に関して施策を実施,(5)研究専門委員会の決定事
項の情報公開に関して施策を実施,(6)その他
H17年度
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(1)行っていない,(2)研究専門委員長,専門委員,幹事の
選定をオープン規則化,(3)研究専門委員会の討議への参
加,(4)研究専門委員会の議決への参加,(5)予め委嘱した
大学や産業界の方々に議案を諮っていますか?,(6)研究
専門委員会の決定事項の情報公開の有無,(7)その他
H16年度
6割の研専がオープン化施策を実施。昨年度8割に対し2割程度減少。(質問の仕方
が異なっていたことも起因していると考えられる。)
委員・役員の選定及び情報公開に関しての施策を4割の研専が実施。討議・議決へ
の参加についても3割の研専が実施。昨年度と傾向は同じ。
11
研究会に対する会員の期待
貴研究委員会に対し参加者や会員がどういう点を求めていると思いますか。
%
80
100
80
60
%
60
40
40
20
20
0
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
選択肢
(6)
(7)
(8)
(9)
(1)ディスカッションの活発さ,(2)研究レベルの高さ,(3)研究界を
リードする代表的研究者の招聘, (4)査読付き論文発表の
機会, (5)産業界活性化,(6)若手育成,(7)課題解決/ソ
リューション開発のヒント, (8)技術動向の把握,(9)その他
H17年度
0
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
(9)
(1)ディスカッションの活発さ,(2)研究レベルの高さ,(3)研究
界をリードする代表的研究者の招聘,(4)査読付き論文発表
の機会, (5)産業界活性化,(6)若手育成,(7)課題解決/ソ
リューション開発のヒント,(8)技術動向の把握,(9)その他
H16年度
参加者が求めるものとして、「技術動向の把握」と考える研専の比率が昨年度の5
5%と比較して急激に増加(今年度はほぼ80%)。昨年同様最大であったディスカッ
ションの活発さに迫る勢いとなった。「若手育成」も、昨年度の45%程度から60%
を超える割合へ増加。反対に昨年度2番目の比率であった「研究レベルの高さ」は、
70%弱から60%弱まで値を下げ、4番目となった。
12
各研専での特徴のある施策(1/4)
 学生向け施策
 他学会、協会との学生向けコンテストへの参加(衛星設計コンテスト)
(SAT)
 第二種研究会(ワークショップ)におけるポスターセッションの企画
(CQ)
 社会人向け施策
 研究機関、企業の若手技術者のスキルアップを対象として(学生も含
む)第二種研究会としてアンテナ・伝搬における設計・解析手法ワーク
ショップを開催 (AP)
 企業から最新の技術動向、ビジネス動向について報告 (NS)
 海外研究者招聘 (BS)
 標準化関連施策
 資料なしのNight Sessionで標準化の中間報告や決定プロセスなど
の生の話の報告(RCS:評価委員より)
 (デファクト)標準化団体 との交流(SR)
13
各研専での特徴のある施策(2/4)
 国際化施策
 在外外国人専門委員の追加 (AP)
 英語WS,シンポジウムの開催 (AP,SANE,EMCJ,BS)
 研究会・大会における英語セッションの開催
(NS,IN,RCS,OFT,TM,BS)
 研究会の海外開催(AP,SANE,SAT,URON)
 英文論文誌特集号の企画(AP,SAT,EE,CQ,PN,SR,NSWJ,URON)
 在日外国人の先生にオーガナイズを全て任せたWS開催(情処学
会:評価委員より)
 研専運営のオープン化
 専門委員長を選挙により決定(AP)
 合宿イベントを開催し、専門委員と一般参加者全員で議論して活動
の方向性等に反映。 (PN)
 Webにより専門委員会決定事項を周知
(AP,CQ,TM,PN,NSWJ,HPEM)
14
各研専での特徴のある施策(3/4)
 研究会の活性化
 ポスタ発表によるインタラクティブセッションを企画 (IN)
 毎回パネル討論を実施 (SR)
 開発サイドとサービス/アプリケーションサイドの両方を交えたディス
カッションを実施 (OCS)
 報道発表された技術の招待講演の実施 (PN)
 産業界の問題について公開討論 (BS)
 表彰の実施(SANE,EMCJ,NS,IN,EE,RCS,CQ,TM)
 和文論文誌・英文論文誌をトータルに考えた特集号企画、大会企画
と論文企画の連携等も考慮した企画を議論する委員会を組織(AP)
 若手研究者の発表を活性化するため、将来性のあるテーマについて
は、一度発表した後、その後の研究状況を「奨励講演」と名づけて
invite (NS)
 研究会で発表いただいた会員を中心にMLを充実させ、研究会や国
際会議など関連情報を積極的に紹介 (CQ)
15
各研専での特徴のある施策(4/4)
 研究会の活性化(続き)
 専門委員ワークグループ制の導入により専門委員の活動の促進と
各種イベントのクオリティを充実 (CQ)
 5月研究会参加者および技報年間購読者に時限研究会活動報告
CD-ROMの無料配布を実施 (SR)
 (評価委員会からの提案)シニアメンバの脱会抑止のために、シニア
メンバ向けのトピック(開発費輪等)の企画
 顧問が参加する顧問会を定期的に開催(AP:評価委員より)
16
昨年度アンケートのフィードバック状況
4割の研専が研専内へフィードバックを実施。
参考となった他研専での主な施策
• ワークショップでのアンケートの実施
• オープン化に対する他研究会の取り組み
• 他研究会の活動概要を参考に運営方針を立
案
• 共催・併催のきっかけ
17
本アンケートへのコメント
• 8研専よりコメントをいただいた。
• 主なコメント内容
– アンケート結果の積極的な公表を求める意見
– アンケートを行う時期に対する提案
– 設問の仕方に対する意見
– アンケート結果に基づき、評価委員会としての
施策実施を求める意見
18