国際収支 金融概論2014 1 内外の経済取引 国内金融取引 国内商取引 国際金融取引 国際商取引 金融概論2014 2 国際経済取引と外国為替 国内金融取引 国際金融取引 国内商取引 外 国 為 替 取 引 金融概論2014 国際商取引 3 外国通貨に←外国経済主体と 対する需給 の経済取引 (1) (2) (3) (4) (5) (6) 外貨に対する需要 外国商品の購入 外国サービスの購入 外国生産要素サービス に対する報酬の支払い 外国実物資産の購入 外国金融資産の購入 通貨当局の外国為替市 場での外貨買い介入 (1) (2) (3) (4) (5) (6) 金融概論2014 外貨に対する供給 自国商品の販売 自国サービスの販売 自国生産要素サービス に対する報酬の受取り 自国実物資産の売却 自国金融資産の売却 通貨当局の外国為替市 場での外貨売り介入 4 財・サービスの国際取引と外為取引 輸出 ↓ 輸出代金(ドル)を円 に交換 【ドル売り円買い】 ↓ 輸出=外貨供給 輸入 ↓ 輸入代金(ドル)のた めに円と交換 【ドル買い円売り】 ↓ 輸入=外貨需要 財輸出と財輸入の差=外貨需給 金融概論2014 5 生産要素サービスの国際取引と 外為取引 利子受取 ↓ 受取利子(ドル)を円 に交換 【ドル売り円買い】 ↓ 利子受取=外貨供給 利子支払 ↓ 支払利子(円)をドル に交換 【ドル買い円売り】 ↓ 利子支払=外貨需要 利子受取と利子支払の差=外貨需給 金融概論2014 6 資本の国際取引と外為取引 資本輸入(対内投資) ↓ 資本(ドル)を円に交 換 【ドル売り円買い】 ↓ 資本輸入=外貨供給 資本輸出(対外投資) ↓ 資本(円)をドルに交 換 【ドル買い円売り】 ↓ 資本輸出=外貨需要 資本輸入と資本輸出の差=外貨需給 金融概論2014 7 国 際 収 支 表 の 構 成 金融概論2014 8 日本の経常収支の動向 金融概論2014 9 日本の経常収支の構造変化 2007年以前:貿易収支黒字⇒経常収支黒字⇒ 資本輸出(=金融収支黒字)⇒対外資産累積⇒ 第一次所得収支黒字 2005年に、第一次所得収支黒字が貿易収支黒 字を上回る。 2008年以降:世界金融危機による世界不況と超 円高によって貿易収支悪化。さらに、2011年東 日本大震災の影響を受けて、貿易収支赤字へ。 2013年後半には経常収支赤字に。 金融概論2014 10 為替相場の決定要因 実物部門 国際貿易取引における商品裁定 ⇒購買力平価 金融部門 国際資本取引・国際金融取引における金 利裁定 ⇒金利平価 金融概論2014 11 為替相場の決定 円/ドル ドル需要 ドル供給 ドル需要額 ドル供給額 金融概論2014 12
© Copyright 2024 ExpyDoc