器械運動領域部会 研究主題 学ぶ意欲が高まり、 できる喜びを味わう 器械運動の学習 ~中学年鉄棒運動の学習を通して~ 第3学年 鉄棒運動 授業者・発表者 杉並区立東田小学校 菅野 至 教諭 できる喜び 技の達成 できる 分かる 自己評価能力 器械運動で大切なことは・・・ 「できる喜び」を味わえる学習を展開すること 器械運動の授業モデル 技能追求型授業モデル:技の達成を重視 体慣らし 基礎となる 感覚を身に付ける ポイントタイム 技を正しく理解 チャレンジタイム 技の習得・習熟 器械運動の授業モデル【3・4年】 基本的な技の習得をめざす授業モデル 技のポイントの 理解・練習方法 同系統の技(共通のポイント) 教え合い・技別指導がしやすい 自分の力に合った 技を選択 成果1 鉄棒運動への意識の変化 N=274 ◆鉄棒運動を「好き」と答えた児童の割合 中学年 高学年 学習前 → 学習後 75% 41% → → 94% 79% ◆休み時間の鉄棒運動への取組 学習前 → 学習後 中学年 42% → 67% 3% → 37% 高学年 学ぶ意欲の高まり 毎時間毎の学ぶ意欲の変化 4.0 3.5 3.0 楽しさ体験 2.5 繰り返し練習 2.0 1.5 めあて学習 1.0 教えあい学習 0.5 0.0 1 2 3 4 5 6 7 成果2 技の達成の割合 N=274 新たな技ができるようになった児童の割合 中学年 高学年 61% 62% 約6割の児童が、新たに技を達成!! 体慣らし・ポイントタイム・チャレンジタイムを実 態に合わせて組み合わせることが有効 成果3 「できる喜び」について N=274 技の達成と自己評価能力の関係 自己評価能力【高】 自己評価能力【低】 技の達成 十分 好き 93% 好き 76% 好き 91% 好き 76% 技の達成 不十分 自己評価能力を高めることも重要 課題 ○実態に応じた柔軟な授業モデルの計画 ・中学年の授業モデル→後半 自由な技の選択 ○跳び箱運動・マット運動への活用 ・ポイントタイムのねらいや 教師のかかわりを明確化
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