6年「病気の予防」

6年「病気の予防」
第1時「病気の起こり方」
校医です。
6年生の
担任です。
小学6年生です。
よろしくね!
一番、身近な「かぜ」について考えてみよう。
どうして、かぜをひくのでしょうか。
吐き気
体がだるい
おなかをこわす
のどが痛い
頭痛
発熱
せき
鼻水
やっぱり、かぜはひきたくないよね・・・
ブレインストーミングを行います。
進め方は次の通りです。
1 4~6人のグループに分かれます。
2 グループの真ん中に大きめのふせん紙と
ふせん紙をはるための ボードや画用紙を
用意します。
3 ふせん紙に意見を書きます。
4 書いたら、声に出して読み上げます。
5 他の人の意見を参考にして、できるだけ
多くの意見や考えを出しましょう。
問題 どうして「かぜ」をひくのでしょうか。
友だちの意見を批判してはいけません。
3分間にできるだけ、たくさんの意見を出
しましょう。
どのグループも、よくがんばったわ
ね。では、出た意見を仲間分けして
みましょう。
どうやって、分けたらいいん
だろう?
じゃあ、校医さんにヒントを教
えてもらいましょう!
病気は、
① 病原体が体に入る
病気を引き起こすウィルスや細菌
② 生活の仕方がよくない
食事、休養・すいみん、運動など
③ 環境がよくない
温度、湿度、ほこり、花粉など
④
?
の4つが、かかわり合って起こりま
す。
出た意見を①~③の3つに分けてみましょう!
寝びえ
寒い
グループごとに、ボードの上で、ふせん
手を洗わ
ばい菌が
湯ざめ
ほこり
紙をはり直して、仲間分けしてみましょう。
入った
なかった
クラス全員で、仲間分けを確かめ
ましょう。
「手洗いをしなかった」は、病原体と生
活の仕方のどちらだろう。
「弟がかぜをひいていた」の
は、環境と病原体のどちらだ
ろう。
手についた病
原体が体の中
に入った
かぜの病原
体が入りや
すくなる
手洗いは生活
の仕方の問題
病気の人が
近くにいるの
は環境
手洗いを
病気は、いろんな原因が関わり合って
弟のかぜ
しなかった
て起こります。
でも、いくら寒くても、ク
ラス全員がかぜをひく
わけではないよね。
夜ふかししたからと
言って、いつもかぜを
ひくとは限らないわ。
問題 かぜのウィルスが体
に入っても、全員がかぜを
ひくわけじゃないのは、
どうしてだと思いますか?
④体の抵抗力がちがうからです。
抵抗力とは、病原体などが体に入るのを防
いだり、入ってきた病原体をやっつけたりする
力のことです。
なみだ
鼻毛
だえき
胃液
のどのねん液・せん毛
皮ふ
腸の中の細菌
血液の中の白血球
などの生活の仕方で高めることが
できます。
病気は
が、かかわり合って起こるのです。
今日の学習でわかった
こと・考えたことを学習
カードに書きましょう。
病気の起こり方には、君たち
の生活の仕方が大きくかか
わってくるようです。
というわけで、今日から7日間、
生活の仕方を調べてみようカー
ドを記入してください。
今後の学習で使っていきます。