2006年 なごや環境大学 地域デザインスクール 第7講座 地域教育力が地域を変える! 駒宮博男 (特)地域の未来・志援センター 副理事長 (特)地球の未来 理事長 『コミュニティースクール』の現状 1.文科省のミッション 地域と乖離してしまった学校を、もう一度地域へ? 2. 原型は? イギリスのコミュニティースクール 3.日本の流れ 『学校評議員制度』 : 全く機能せず 『コミュニティースクール制度』 平成16年『地方教育行政の組織及び運営に関する法律』改正 4.果たして、どれだけの地域が対応できるか? 対応可能な地域 : 教育力向上? 対応不可能な地域 : 教育力低下? 『コミュニティースクール』事例分析 (先端事例はどれだけ役に立つか?) 1.イギリスばりの『コミュニティースクール』 例)東京都足立区立五反野小学校 『学校理事会』 : 人事、予算等裁量権拡大 2.学校主導型 例)津市立南が丘小学校 『地域教育委員会』 : 主に外部評価機能 3.地域順応型 例)多治見市立市之倉小学校 『学校運営協議会』 : 従来の地域密着型教育行 政の延長線上? そもそも、教育の目的は何か?? ●特に、公教育の目的は何か? ●義務教育の目的は何か? ex)スウェーデンの義務教育 : 21歳までに修めればよい ●教育の本質的目的は何か? ここでクイズ : 『大学』の起源を知っていますか? ●社会状況により教育目標の変化が必要!? ・文明開化、富国強兵。高度成長期に共通する傾向 社会のミッションが確定 『お手本』があった(欧米) ・21世紀の基本的属性 社会のミッションは??(持続可能社会????) 地域にとって、教育とは何か?? 1.持続可能な地域の基盤そのもの 『持続可能な開発』 = 人間の開発 ≠ ゼネコン的開発 2.持続可能社会を可能にする根本要因 地域のhuman resource(人的資源)の増殖、利用効率拡大 例)旧山岡町の英語教育 cf)natural resource(自然資源)利用効率拡大 : 上限あり 3.優秀な人材の流出をどう考えるか? 優秀な人材はブラックホール(中央)へ吸い込まれる? 優秀な人材が満足する職場が地域にあるか?
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