①川畑さん 人・街・ながた震災資料室の活動とその特色~「震災資料」への接し方~ 川畑さんは、水本ゼミが長年連携して様々な「学び」の機会を与えてもらっています「人・ 街・ながた震災資料室」について、震災 20 年という節目に、もう一度振り返ってみようと 考えています。 ②豊田さん 「ビッグハートちゃんクラブ」の創出を通じて商店街の現状を探る 豊田さんは、数年にわたる神戸市長田区新長田地区の本町筋商店街が、今、自ら商店街 の活性化のために立ち上がっていく様子を、その活動に参加しながら考えていこうとして います。 ③船瀬さん 堺市の路面電車~阪堺電軌の今と昔~ 船瀬さんは、自分の住む街・堺市に走る路面電車に着目した卒論を書こうと決めました。 日頃から自分たちも利用する路面電車の過去から現在まで、学生らしい視点で切り出して みてくれることと期待しています。 ④橋本くん 福崎町・二之宮神社の秋祭りから地域のつながりを考える 自らを「祭り好き」だと自認する橋本くん。自分も参加する地域の秋祭りについて、徹 底的に情報収集しながら、地域にとって「祭り」とは何なかを考えていく卒論にしたいと 意気込んでいます。 ⑤太田さん 連続テレビ小説「風見鶏」が巻き起こす北野異人館ブーム 国際港湾都市・神戸。洋館が立ち並び国際情緒豊かな観光都市・神戸。このイメージを 決定づけたのが NHK の連続テレビ小説「風見鶏」だった。大田さんが発見した観光都市・ 神戸のルーツについて、観光ブームがもたらした影響にも視線を向けて取り組むようです。 ⑥藤崎くん 大林宣彦監督の新・旧尾道三部作から見る地域愛 自分の実家でもある尾道。この尾道をロケ地に大林監督が6本の「尾道三部作」を製作 した。藤崎くんは、大林監督の作品に込められた自らの故郷でもある尾道に対する「思い」 を作品のなかからあぶり出そうと考えています。ユニークな卒論になりそうですよ。 ⑦古和さん 阪神・淡路大震災時の銭湯の役割 もう銭湯に入るといった経験も持たない学生・古和さんが、20 年前の大震災時に大活躍 する被災地の銭湯に注目した卒論を書こうとしています。水本ゼミと「人・街・ながた震 災資料室」とのつながりのなかで、ヒントを得た卒論テーマです。地震災害時に入浴する ことがどんなに大切でありがたかったか。深く追求してほしいテーマです。 ⑧野田さん 旧ジョネス邸に残された元最高裁判事山田作之助に関する調査と研究 神戸市垂水区塩屋地区にあった旧ジョネス邸(現在はありません)の最後の住人であっ た元最高裁判事山田作之助氏の数多くの資料が、塩屋の保存活動に係わった方々の手で救 出され、今、神戸学院大学に寄託されようとしています。野田さんは、この山田作之助資 料の整理作業とそこから得られる貴重な情報を卒論にしようとしています。 ⑨黒田さん AKB48 はなぜ盛り上がるのか~メンバーとファンの関係性~ 黒田さんは、自分も大好きな AKB48 の流行現象に着目した卒論を書こうとしています。 メンバーとファンの繋がりの強さが、AKB48 の人気のヒミツだと考える黒田さんが、どの ようなアプローチをしていくのか、非常に楽しみな卒論です。 ⑩鶴見さん 山口ういろうは何故おいしいのか~ワラビ粉と米粉に着目して~ これも、ご当地もの。鶴見さんの郷里・山口のお土産品として有名な(本人の弁です) 「山 口ういろう」について、日本全国にある様々な「ういろう」と比較しながら、いかに山口 の「ういろう」がおいしいかを卒論にしていくそうです。卒論を読んで「おいしいなあ」 と感じることができる卒論になることを期待しています。 ⑪久保田さん 地域の活性化に役立つ「ゆキロ」の創造と展開 水本ゼミの先輩が地域活性化の切り札として創造した、ゆるキャラロボット。略して「ゆ キロ」 (商標登録申請中)を、どのようにしたら地域の活性化に役立つキャラクターとして 定着していくことができるか。久保田さんは、水本ゼミの卒論の特徴でもある先輩から後 輩に受け継ぐ卒論テーマの一つを、より具体化しダイナミックな付加価値を与えようとが んばっています。 ⑫中山さん 阪神・淡路大震災関連イベント 20 年の推移~テーマの傾向と変化に着目して ~ 水本ゼミでは、毎年、阪神・淡路大震災をテーマにした卒論を書く学生がいます。中山 さんもその伝統を受け継ぐひとりです。今年は、大震災からちょうど 20 年という節目にあ たります。そこで、中山さんは、毎年繰り返される様々な震災関連行事を振り返ってみよ うとするテーマを設定しました。 ⑬高木さん パワースポットの不思議!~京都エリアの調査結果を含まえて~ 今、様々な観光地で、パワースポットを目指して多くの人々が集まります。とりわけ京 都はパワースポットの一大集積地といってもいいほど、数多くのパワースポットがあるそ うです。観光ガイドブックにも特集されるパワースポットとは何か、高木さんのフィール ド調査の成果を期待したいと思っています。 ⑭城谷くん 東国の戦国大名の領国支配の特色~武田、上杉、後北条、今川四氏を中心に ~ 水本ゼミ唯一の本格的歴史論文です。しかも、東国の戦国大名の有名所4氏を一堂に会 して、それぞれの領国支配の特色を分析していこうという意欲的な大論文ができそうです。 武田も上杉も後北条も今川も、いずれも特色ある支配を展開した大名ですし、家臣との関 係性もそれぞれ違いがある。当時の大名支配の状況をどのように分析し提示してくれるか、 楽しみな論文になりそうです。
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